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食えるシーバス、食えないシーバス釣り日記
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食えるシーバス、食えないシーバス


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投稿日付:24/10/27 05:40
食えるシーバスは私が良く言う・・・回遊タイプのシーバス。

回遊タイプのシーバスはシーバスの中で唯一アニサキスがいる確率のあるシーバスでもあります。

それは生息域とアニサキス持ちのベイトを捕食してるだけのことですが。

食えないシーバスは時期と場所のせいで身が水っぽくて生では美味しくない奴。

こっちでは釣り場で有名な上関方面は水が綺麗で潮通しも良く

アジ、メバル、シーバス、アオリやイワシが入れば青物、真鯛、ヒラメあたりも釣れるポイント

は何か所もあります。

で・・・知り合いの人と以前シーバスのことで少し話したんですが・・・。

それは上関のシーバスならどこでも食えると聞いて・・・それは間違ってると思いました。

上関のデイでイワシや春のコノシロパターンの回遊タイプなら間違いなく

生だろうが焼こうが揚げようが美味しいのは当たり前。

間違ってるのは上関ならどこの釣っても美味しいと思ってるところ。

ナイトゲームで狙うシーバスは基本陰のあるシェードに着いてる個体ばっかり。

1年中回遊タイプがトップでボコボコやってるナブラ状態はまず・・・無いですから。

回遊タイプがベイトに着いて沖から寄ってくるのは時期、つまりあるベイトに限定された時だけ。

以前にも書きましたが、トップでボコボコやるのは表層を逃げるベイトの時だけ。

イワシかサヨリと限定されるからですこっちの瀬戸内海側は。

他にはコノシロにも回遊タイプは着いて追い回します。

コノシロは少しレンジが入ってますがデイで確認することは出来ますからコノシロは。

こういう回遊タイプは間違いなく脂が乗ってて体高もあり、丸々と太ってる個体。

で・・・私がシークレットポイント2付近で狙ってるシーバスがナイトゲームでも

陸っぱりからでも狙える時期が今です。回遊タイプのシーバスは。

で・・・何が言いたいかと言えば、上関方面ならどのシーバスでも美味しいは間違い。

ってのは、基本夜狙うのが多くなります。

上関でも夜だと手っ取り早く狙るのは漁港内の足元の陰のシェードか外側の足元のシェードか

海峡周りだと足元に向かって駆け上がりになってるシャローとブレイクが混在する付近で

待ち伏せしてる個体のどれかを狙うしかないです。

脂の乗りそうなベイトは少ないし、アジやコノシロなら別ですが

それ以外のベイトだとベイトの数自体も少ない。

シーバス自体も好んで食ってる時期もあれば、生きてく為に食つなぐ為にしょうがなくいる奴を

食ってる時期もあると思います。上関ですら居着きに近い個体はこんな感じの個体は全然いる。

漁港内は夜でもイワシを追い込んで群れのシーバスがいる状態ならいいシーバスすけど。

知り合いと話した時にその時期のベイトは何か聞いたけど「わからない」と言われた。

何のベイト食ってるかわからないで「上関のシーバスならどこで釣っても美味いよ」

と良く言えたものだと私は呆れたけど。

食べ方にもよりますが、基本美味しい個体はお刺身で食って美味しいと感じる個体だと思ってますが。

私も昔師匠について上関方面でシーバス狙ったことあります海峡周りばっかりですが。

時期ポイントで食ってるベイトはバラバラ。

アジなんてのはレンジが深いから釣って持って帰って腹開けたら胃袋にアジが入ってたと後々

ベイトは何か判断出来たりもしますが。

足元のシェードに着いてる居着きのような個体はそのポイントに居着いた時期が長く成れば

成る程捕食が居着きの個体の捕食の仕方になります。

そのまま居着けば完全な居着き個体になります。

そのポイントに居着いても個体や群れでバラバラ。

このポイントでは思ったより餌が食えないと判断すれば一週間で場所移動したり

一ヶ月で場所移動してシーバスも消えます。

ただ、潮通しが良くそれなりに餌もいて待ち伏せ出来るポイントなら

流れに乗って回遊してくるシーバスは多いです。

上関はこの回遊してくるシーバスが多いだけ。

待ち伏せして食えるベイトはマイクロベイト、甲殻類(エビ系カニ系)、ハゼ、キス、マゴチの稚魚や

チヌの稚魚、メバルの稚魚、イワシのカエリ、ハク、イナッコ、サッパ、エソ、コイカ系かな。

回遊タイプに追い回される群れのベイトとしてはイワシ(カタクチ、セグロ、トウゴロウ、ウルメ)や

コノシロ、サヨリあたり。

こっちのシーバスの餌に成り得る物は・・・マイワシはこっちではもう殆ど見なくなりました。

ここまでわかれば、シーバスの釣り方や狙い方やポイント選びもある程度わかりますベイトだけで。

それぞれのポイントに通い込めば時期で何パターンになるか?何パターンになり易いか?

混合パターンでメインベイトが何か?はそれなりに釣れば絞り込めるようになります。

その食ってる時期とベイトで脂の乗りがいい、丸々してて太り易いなどもわかるようになります。

春先は子イカやコノシロがベイトのパターンになり易い。

6月~8月あたりは春に生まれたアオリの赤ちゃんも現れてベイトになります。

イワシで言えば良いイワシの時期は10月の秋から年越えて4月までの春先かなカタクチは。

場所によって5月~6月までがウルメイワシにが入る時や入るポイントもあります。

コノシロは時期とポイントでバラバラなので何とも言えませんが。

サヨリは春先と早くて8月から年内いっぱい。

と・・・ある程度ベイトによって入ってくる時期、1年通してベイトが入るサイクルを覚えてれば

狙い方も絞れれば、お持ち帰りしてもいいレベルの個体も自然とわかります。

ベイトの群れの大きさやベイトのサイズで回遊タイプが着き易いベイトも絞れる。

ただ、フライやムニエルで火を通して食べる場合はそこまで気にせずお持ち帰りは出来ます。

火を通して調味料で味は騙せますから。

生で食べる場合は味は変えれない。熟成させたり、昆布締めあたりで少し味を変えるくらいは出来ます。

お刺身で言えば、甘味・脂の乗り・触感のこの3つぐらいでしょ?大事なのは。

甘味は熟成させれば旨味成分が出るから甘みが増す。これは変えれます。

脂の乗りと触感のこれらはいじりようがなく、釣った時でお魚の状態は決まってますから。

私の場合はお刺身は甘さはそれ程求めてません。

程よい脂の乗りと程よい触感のこの2つですかね。

で・・・まずいのはとにかく水っぽい奴。

そして、触感がぐにゅぐにゅしてる奴。

ダウンタウンの浜ちゃんが良く言う・・・味もしゃしゃりもないと言ってる奴がお刺身で言えばこれ。

これがシーバスでも場所や時期でもあるし、釣ってからの処理の仕方でも変わるとは思いますが。

人によってお刺身でも求める部分は違います。

柔らかい方が良いとか甘い方が良いとか脂が苦手や脂の乗り過ぎはダメって人もいます。

脂の乗り過ぎは余計な脂を落として食べる・・・しゃぶしゃぶで食べればいいだけ。

これはシーバスだけではなくお魚全般に言えることです。

間違ってはいけないのは食べる旬と釣れる旬はそれぞれあるということ。

それでも、食べる旬と釣れる旬がかぶる時期があります。

シーバスで言えば基本食べて美味しい旬は夏とされてますが、勘違いしてる。

シーバスは夏だけではなく、産卵前の荒食いの時期の秋も美味しい旬です。

今はこの常識とされてるシーバスは夏が旬は変わってきてると思います。

常識とされてた時代に比べれば昨今は海水温が暖かすぎるのと産卵時期がずれてたり

産卵が大幅に遅れたりしてるから。

こっちではシーバスだけではなく、アジ、アオリあたりも産卵時期は遅れて狂ってきてる。

私はある時期カサゴばっかりと遊んでた時期もあるんだけどカサゴは逆で産卵時期が

早くなりました。

というのも、カサゴはメバルが産卵で沖に出て釣れなくなった時にカサゴが釣れてたから

カサゴと遊んでました。

カサゴはメバルがいなくなって産卵が終わって入ってきてからカサゴが沖に産卵に出て釣れなくなる。

それが今ではメバルとカサゴの産卵時期が同じになりメバルを狙ってる感じですね。

なのでここ5年の釣果を見ればわかると思いますが

メバルばっかり釣ってる時にメバルのプラッキングで楽しんでるので

カサゴは狙わないのでカサゴの釣果は殆ど無くなったと思います。

カサゴ1つ取っても産卵時期が大きく変わました。

シーバスは・・・食ってるベイトで美味しい旬にも成れば美味しい旬に成らない場合もあります。

基本は回遊シーバスですね美味しい個体は。

なので、食ってるベイトはイワシ、サヨリ、コノシロが秋のベイトで多い。

最近私が狙ってるサヨリパターンがこの食べる旬と釣れる旬の両方がかぶる時期です。

しかもナイトゲームで狙える回遊個体は中々タイミングは少ないですから。

回遊個体は基本デイのイワシに着いてる奴かコノシロに着いてる奴を狙うのが手っ取り早いですが。

他の時期やホームポイントは基本リリースで釣るだけ。

たまに引きや体高があるいい個体がいればお持ち帰りするぐらいかな。

回遊と言っても2つの回遊があると思います。

1つ目の回遊は沖で群れを成してベイトを追い回す回遊シーバス。

もう1つは流れの中を移動して動く回遊シーバス。

どっちも回遊なんですけどね。ただ、どっちも同じなのか?はわかりません。

ただ、あとの方の流れの中を移動する回遊シーバスは

リバー系に多いと思います。

海で餌がいなければ餌を求めて色々動き回って海から川にのぼってくることもよくあること。

ただ、私はリバーシーバスはやらないのでリバーのことはあんまりわかりませんが。

リバーだとお稚鮎あたりも絡んでくるのでね脂の乗りもいいベイトや時期もあるとは思う。

ホームポイントの橋脚狙いの河口は餌を求めて入ってきます沖で群れを成して追います回遊タイプも。

群れ全部ではないけど群れを単発で離脱するか?数匹で離脱した個体たちが河口にも入ってきます

年によって数や入る入らないのばらつきはありますが。

河口でも元々は回遊タイプだとボイルを見てれば判断できるし、釣っても引きがあまりにも強ければ

元々は回遊か、入ってきたばかりと判断は出来ます。

リバーのシーバスは美味しいのか?お持ち帰りできるのか?すら知りませんがね。

知り合いに聞いた話で全部に当てはまるのかは知らないですが海水温や食べてる餌が変わることによって

身が白くなることはあると聞きました。

海から川に変われば水温も1度2度は変わりますから。

この身が白い奴も美味しくない個体です。

時期で食べる餌は変わるのでこれは違うような気もしますが

水温と食べる餌や他も何かが絡んで身が白く成ったりするんだろうけど。

あるYOUTUBERがシーバスを強引に抜き上げてから地面に叩きつけてしまった時に

シーバスの身が白くなってしまい、お刺身で食べたらまずかったと・・・。

まあ~そんな扱いはしないのでランディングで衝撃か?ストレスを与えて一気に身が白くなったことは

経験ないのでわかりませんが、そういう扱いをして身が白くなってまずくなることもあるということ。

お刺身で食べて美味しいのは基本、沖で群れを成してベイトを追い回してトップでナブラ状態に

なるシーバスは間違いなく美味しい。

ただ、時期でその場をしのぐためにいる奴をしょうがなく食ってる時期の奴はダメかもしれませんが。

ただ釣りたいだけならシーバスがいるポイントならどこで狙ってもいいです。

が・・・徐々にアングラー側に欲が出てくると思います。

食っても美味し奴を釣りたい、80アップ、90アップを釣りたいと

釣り人なら欲が出てしまうのは当たり前です。

となると時期とポイントが限られるのでポイントの癖(流れや潮目が出来易い位置、地形把握、

入るベイトの把握)を覚えることが大事になってきます。

あと・・・時期になれば確実にシーバスが入るポイントかは見付けないといけないですね。

適当にやってこのルアーで釣りたい感じの釣り方ではなく

この時期、このポイント、このベイトと限られた状況で新しいルアー、古いルアー関係なく

使えそうと判断して選んで購入してますここ最近は。

私はトップは狙いが大好きですが、この釣り方はホームポイントでやるだけ。

あとのシークレットポイント1,2,2の対岸、3,4,5、5の対岸、6あたりは

基本、フローティングミノーのレンジを入れて流れの中をドリフトさせて釣る釣り方と巻きの釣りの

2パターンでルアーの使い分けと釣り方も変えてます。

これらのポイントでもトップに出てればトップの釣り方はわかってるのでシンペンで狙えば

釣れるわけです。距離とボイル位置がわかれば狙い撃ちは出来ます。

釣れるルアーと言われても釣り方、ポイントの癖がマッチしてるルアーで使い方がわかれば

釣れるルアーになりますが、ポイントと合ってないルアーや釣り方では

釣れないルアーにもなります。






















 
 
 
 
 




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