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高校生とのナイトウェーディング3回目・・・釣り日記
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高校生とのナイトウェーディング3回目・・・


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投稿日付:19/11/16 07:26
先週は私が仕事だったので高校生と時間が合わずウェーディングは無理でしたが
今夜は一緒にウェーディングで出撃してきました。
先週運良く釣れたランカーの釣果を見てくれたみたいで
シーバスはまだ全然釣れるのが分かったみたいで今夜は期待してました。

満潮23時前で意外と潮が低く24時半に入水開始。
満潮から下げの1時間ぐらいは堤防の上から見てましたがベイトは数匹でボイルは無し。

10分ぐらい堤防の際を歩いてポイントについて10分ぐらい海の状態を見てると
普段よりも早めにボイルが始まり高校生に明暗の境目で5匹ぐらいボイルしてる
シーバスを狙わすもバイトすらなし???

試しに私が明暗付近の境目よりもアップ側30cm~50㎝ぐらいに落として高速で糸ふけ取って
境目から暗いほうに入ったぐらいから5回転以内で即バイト。
サイズは55㎝ぐらい。今回は携帯を車に置き忘れたため写真に撮ることできず即リリース。

ボイルしててある程度のシーバスの位置も分かってるので釣れないわけがない。
だって何匹か出てるんだからボイルしたポイント前後で釣れるはずなんだが・・・
その後15分ぐらい高校生がやってノーバイト。

で・・・また試しに私が狙うとサイズは小さいですが42㎝ぐらいのが即バイト。
釣れるじゃん・・・・って釣って見せるとビックリしてました。

その後また高校生がシーバス狙うもノーバイト。
高校生がルアーチェンジで時間かかってたので
試しにまた狙ったら即バイト。
今度は50㎝ぐらいでした。
高校生はなんで釣れるんですか?ってビックリしてました。
それまで高校生はフローティングオンリーで狙ってましたが
私はシンキングのバロールのみで3匹。

これ以上釣ったら高校生が釣るシーバスがいなくなりそうだったので
私はしばらく狙うのをやめて高校生がやるのを見てました。
ルアーをシンキングにチェンジして私がやってるジャークや小刻みのトゥイッチの真似を
するもノーバイト。

それから次第に色々指摘。
まずはどの辺にルアーを落とすかが大事。
高校生は1m以上アップ側に落としてるのでそれから流し気味にやるも
全然明暗の境目から入り込んでないので全くシーバスがいる付近を探れていない。
いわゆる・・・無駄撃ちになります。

フローティングだとアップに投げすぎた場合はルアーは沈まないので
しばらくベイルを戻さずラインを出して明暗の境目よりも中にラインが入っていくのを確認してから
ベイルを戻して少し糸ふけを取ってからドリフトを開始すればいいことですが
シンキングだとすぐ沈むのでそれが出来ない。

となるとここで大事なのはある程度の正確なキャスト。
フローティングだと流れや風を使ってラインを少し出してやればなんとかなりますが
シンキングだとそれが出来ないためにキャストの正確さが必要になります。

明暗の境目よりアップ側50㎝以内に落とすこと。
そして、高速で糸ふけを取ってルアーを水面直下から15㎝以内に浮かすこと。
ルアーが明暗の境目よりもアップ側で浮かせて流しながらアクションを始めれば
完璧な時は明暗の境目付近で必ずのります。
流れや風の状態によって明暗寄りに立って1mぐらいアップ側に落とすとか
逆にもっと明暗からから離れて明暗付近は諦めて橋の中に打ち込むとか
その時の状況によって狙い方が変わりますが・・・

明暗の境目でボイルが始まったり、境目でボイルは無いけど頻繁にベイトが逃げてれば
基本明暗の境目よりもアップ側50㎝以内に落として糸ふけを取ってからロッドの角度も利用して
アクションを開始します。
慣れてきたら着水してから糸ふけ取りながらそのままアクションを開始してます。
高校生はまずボイルした付近をピンで狙うことがなかなかできず
しかも、糸ふけを取るのが遅く中層を引いてる感じだと言ってました。
中層でもシーバスが下にいれば食ってくるんだけど。
糸ふけとリトリーブ速度が遅いとルアーは流れや風で橋の中に入りすぎてしまい明暗の境目付近にいる
シーバスの後ろを探ってしまいボイル撃ちができない。
ボイルした後ろにも何匹かシーバスがいればそれでも
後ろにいる奴が食ってきますが数がそこまでいないのでそればっかりやってると
無駄撃ちなうえに時間の無駄遣いでせっかくのじあいを逃してしまいます。

ある程度キャストが正確であれば3投ぐらい明暗の境目で食うか試し
それで反応なければ、少し明暗の境目より暗いほうに流し込み
それでも反応がなければ完全に橋の中に打ち込んで橋の中にいる奴を明暗付近まで追っかけさせて食わせられるか。
この3パターンで反応を見ます。

明暗の境目と境目より少し暗いほう狙いのこの2パターンはボイル撃ちが可能ですが
橋の中に撃ち込むのはボイル撃ちになりませんが2パターンで反応がない時はこの橋の中に撃ち込んで探るしかないですね。
それでも反応がない時は橋の中の真ん中よりも奥に入り込んでるか、橋脚にべったり張り付いてるかのどちらか。
その時はベイトが追われ始めるのを待つか、潮の流れが効き出すまで待つかのどちらか。
その時の海の状況が変わるのを待つしかないですが、それでも投げたいときは関係ないところを
適当に投げて時間潰しするしかないですね。

どのみちベイトが定期的に明暗の境目付近に流れてくれば満潮から干潮までのどこかで絶対にベイトを捕食するために
明暗の境目付近に出てきます。

高校生に目の前でルアーを引っ張ってルアー動きを見せました。
その動きにジャークやトゥイッチの動きを混ぜるとどう動くかを目の前で少し見せると
ジャークやトゥイッチする意味をやっと理解してくれた。
その動きで15㎝以内を引いてくるにはそれなりの速さがいることも理解した。

1.キャストの精度
2.着水からすぐ糸ふけを取って明暗の境目付近でルアーのアクションを開始できるか
3.ルアーのアクションをしながら15cm以内のレンジをキープできるか

この3つができればこのポイントでのボイル撃ちは簡単に釣れます。
高校生に「ボイルしたらどの辺に投げてどこからアクションを開始して
どういうアクションで食わせるかのイメージができてないよね」って聞いたら全然イメージがわかないとのこと。

でも、3つのことがいかに大事かは分かったみたいなのですが
1番むず難しいのは着水からの糸ふけをすぐとっていかに早くアクションを開始できるか。
私は普通の人より長いロッドで飛距離を出すのでその分糸ふけを取るのに巻く回数が増えるから
そのためでもあるのでツインパワーのSWを使ってます。
着水からの高速で糸ふけをとるのは、5年以上前にトライデントでやってるときに出来るようになりましたね。
トライデントは1秒で1m潜るのですが、トライデントをアップに投げて高速で巻いて浮かして
そのまま波紋が見えてる速度でリトリーブしながら明暗の境目でトップに出させるということばっかりしてたら
いつの間にか波紋を見ることなく感覚でトップから15㎝以内を引きながら明暗の境目に流して食わせるということが
簡単にできるようになりました。

今日高校生の前で3投3尾釣るのを見せれたのは自分でも予想外でしたけどね。
これがホームの強みだと思いますね。
大体どの潮位あたりからボイルが始まるとか、必ずボイルするポイントも3カ所は確実にわかる。
飛距離が大事なポイントで、マッチザベイトでなくてもいるところに投げれば何かしらの反応がすぐある。
今夜も真上に月がありましたが意外と釣れた。基本真上から月に照らされてると
橋の中から出てこないから橋の中に流し込んで釣らないといけないのだけど
今年は月が真上にあっても何回か釣れてる。

でも、私が3匹釣った後は高校生も私もノーバイトで3匹釣れた時が唯一のじあいだったようですね。
3匹は余計だったなって言うと高校生は同じ動きで3匹釣れたを見れたのはいい勉強になったとのこと。
3匹ともジャークのアクションにリトリーブ速度もちゃんと見てたようです。

ルアーの動きの解説もできて理解してくれたのでシンキングもそのうち使いこなせそうです。
ジャークの早巻きはわかりやすく言えばイワシやイナッコやサヨリが頭を水面に出して頭を前後に動かしながら
速く逃げる動きを15㎝以内のレンジでやってるということ。
それをそのままトップでやると出た時に食いが下手なシーバスだとルアーを弾きやすく、せっかく出たのにのらない
ってのがトライデントではよくあったので、水中でその動きをすればルアーをはじくことはないと思って
やるときれいに乗ることがわかったのですが、逆にトップに出た瞬間を楽しむ釣りではなくなりましたけどね。
ジャークは動きで見せるだけでなく、前後に頭を振って波動を出してるのが効いてると思います。
見せて波動で寄せる、そして早巻きは追われて逃げてる感じも出してます。

高校生もこの動きはフローティングでは出せない動きだから、動きにしても飛距離にしても
このポイントはシンキングのほうがいいんですねって言ってたけど、ボイル撃ちに関しては100%シンキング。
簡単に釣れるんだからフローティングばっかり投げて、しかも立ち位置も変わらず同じところばっかり投げてる奴は
アホだよって言っちゃいました。
フローティング縛りでやってるのならしょいうがないけど、フローティングしか持ってないのなら
かなりチャンス逃してる。
サイズ狙いにはあまり勧められない釣り方ではあるけど、先週みたいにタイミングが良ければランカーも釣れることはわかった。

ただ、あれですね。
早めにポイントに入ってウェーディングするまで暇なので時間つぶしで堤防から撃ちまくってから
ウェーディングすると釣れるには釣れるけど撃たずにウェーディングからやるほうが
ボイルポイントが近くていい。
潮目の距離やベイトが流れてきやすい位置とか潮の流れ・風向きなどの海の状況で変わるのかもしれないけど。
やっぱり、田布施側は11月・12月でもボイルがあるのでボイル撃ちはまだできそう。
対岸の平生側は11月の中旬以降はボイルは無いですからね。

シーバスはポイントによって狙い方が違うので面白いですね。
高校生にはポイントによって狙い方が違うことや
飛距離がいる時にはシンキング、そのシンキングの動かし方次第でボイル撃ちは簡単に釣れる。
素直でいい子なので色々吸収して釣果につながるのは早そうだとは思いますね。
頑固で人の話を聞かない子だったらほったらかしで自分の釣りをやってるだけなんですがね。
高校生のホームはどちらかというとサーフの端にある川なのでとにかく広範囲に探って回遊にあたるかどうかなので
ボイルが発生してそこまでピンで狙うことは初めてだったようだけど
船釣りで青物・真鯛・シイラとかやるみたいなので
シーバスの橋脚撃ち以外は私より断然経験豊富なのよね。
ピン狙いは船でもやるけど橋が自然とプレッシャーになり意外と難しいと言ってましたね。
あんまり明暗の境目を狙うと風があるときは橋の上に行ってしまうし、それを恐れてアップ1mぐらいに落としては
シーバスのいるポイントを探れないうえに飛距離が出ない。
これは自分のキャストの癖と風が強い時、流れが速い時はどの位置からどこを狙わないといけいないかを
数投してその都度すぐに状況判断ができるかどうかで釣果は変わるし、無駄撃ちも減るうえにじあいを逃すことも
ないでしょう。シンキングである程度釣れるようになれば高校生の正確からして少しでも飛距離が出るフローティング
でのフローティング縛りとかやりそうだけど。高校生は私を見ててタックルバランスも大事なんだろうねとは言ってたけど

普通はウェーディングで10.8ft振るバカはいないだろうけど・・・
ロッドの長さに慣れればそこまでシーバスに近づかなくて済むのでね。
それでも風向きが悪い時はロッドの長さのアドバンテージはなくなるけど・・・
取り込みはホントめんどくさいうえに、タモ持って入ってないのでキャッチは全部フィッシュグリップのみ。
フィッシュグリップでもたついて目の前でバラシたのはまだ2回だけ。
とにかく今のアクションでシーバスにいい口の使い方をさせてるのは間違いないと思う。
時期的にも産卵前の荒食いなのでこんな時期にスレとかさせてたら問題外ですがね。
モンスターバトルはトップが柔らかいので40㎝・50㎝がきてドラグが出なくても
トップが結構曲がってくれてシーバスの動きを吸収してくれてるのもあるのかな。
師匠が「タモなんて要らないよ。フィッシュグリップだけで十分」とは言ってましたが
意外にタモ無しでもいけるのだけど、デカいのが干潮前に釣れた時はランディングはちーと厳しいような気もするんだけどね。
今はほとんど掛かりがいいので慣れれば焦ることもなくなってきたのでただ、無駄撃ちしないだけですね。
無駄撃ちが多いと肩や腕が疲れてただでさえキャストが下手なのにキャストの乱れが多くなり
イライラタイムが始まる。そうなると集中力がなくなって適当な釣りになってしまう。

既に今年はウェーディング10回やってノーバイトは3回で後の7回は釣れてるので悪くない感じ。
年内はウェーディングばっかりになりそうです。
下手したら来年の1月後半ぐらいから2月後半までの間も沖から産卵後で帰ってきた奴狙いで
ウェーディングやりたいと思ってます。
今夜は1人で出撃の予定。師匠にランカー釣れたってメールしたらビックリしてたので今夜師匠も出撃かも。
しかし、まだ11月中旬なのに山口の東部ですら朝方で0度って・・・
3年前ぐらいから11月に入ると急に寒くなってきたなあ。
でも水温は意外とぬるかった。

















 
 
 




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