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ダイワ・グレマスターズ伊豆予選レポートの巻釣り日記
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ダイワ・グレマスターズ伊豆予選レポートの巻


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投稿日付:12/10/12 01:31
 
皆さんよろしく
グレ釣り。

潮を読み、たなを探り、エサ取り達の包囲網をかいくぐり、グレと心が通じたものだけが釣果を許される。

磯釣り師たちが日本一の栄誉をかけて戦うグレ釣りの大会『ダイワ・グレマスターズ』

その予選が10/11(木)、伊豆半島の入間・中木の沖磯で行われました。

平日にもかかわらず、約75名の選手が集まりました。

上位7名が東日本ブロック予選へと駒を進めることができます。

同じ船に乗船した10~11人の中で、1位になれば予選通過できるというルールです。

6時間で釣り上げた、25cm以上のメジナ5尾の重量を競います。(ハーフタイムで場所交代あり)

私の隣に長谷部司さんが並びました。

釣り雑誌のカメラマンの方ですが、「激写トーナメンター」なんて異名を持つほど、自身もトーナメントの釣りが大好きで、全国大会に何度も出場を果たしているテクニシャンなのです。

取材で釣り場に訪れる機会が多く、特にここ入間のポイントに精通しており、名人の取材を通して魚の付き場も熟知しておられます。

初対面の私にも気さくに話しかけてくれ、こと人を楽しませることに関して、非常にサービス精神にあふれる方でした^^

私が乗船したのは三沢丸。船は入間の加賀根という磯につけました。ここは初めて上がる磯です。

私に釣り座選択の優先権がありましたので、下り潮をめいいっぱい使える船付けのポイントを選びました。

一方、長谷部選手は裏側の水道のポイントを選択し、かなりの距離を荷物を担いで移動していきました。

私は順調に釣果を伸ばし、30cm前後の尾長を5尾、開始2時間でリミットメイク達成。

ここからは、より重量のある口太メジナに狙いを変更します。

ところが釣れるのはイサキやアイゴばかりになってしまい、場所交代の時間を迎えました。

今度は場所選びの順番が一番最後ですので、最後に残っている釣り座に入ることになります。

この時、長谷部選手が表側の釣況を聞いていました。「尾長が釣れたの?裏はアイゴだらけだよ。尾長のバラシとかあった?」
これは長谷部選手が1人だけ離れて釣りをしていたので、状況がわからないので、釣り場選択のリサーチをしているのです。

長谷部選手は「また移動するのめんどくさいし、同じ場所で続けてやるよ」
そういって釣り座に戻って行きました。

私はこの時、長谷部選手が口太をキープしている、と直感しました。

彼ほど勝負にこだわる人が、めんどくさいからという理由で場所を移動しないわけがない。

表磯で釣れている30cm級の尾長よりも、おそらく裏磯で釣れている口太の方が重いのだ。

彼のキーパーバッカンをのぞいたわけではないので確信はありませんが、私は荷物を担いで長距離移動をし、後半戦の釣り座を長谷部選手と同じく、裏側に取りました。

そして、やっぱりいました!

ウネリでできた、サラシのよれの中から37cmの口太を釣り上げました。

もういっちょ!……と思いましたが、満ち潮とウネリが合わさり、私の釣り座を波が洗うようになってしまった。

危険を感じ、バッカンを担いで再び長距離移動。裏のポイントをあきらめます。

ウネリはきつくなる一方で、私の釣り座が取れる場所がついになくなってしまった。

さ迷うこと30分、たどり着いたのは潮の流れもないワンド。ここにたまっていたのは、なぜか尾長で30cm級。

ここで競技終了の時間となった。

長谷部選手は貫禄を見せつけ、2908gで船中1位通過。(全体5位)

私は2640gで惜しくも船中2位と敗れました。(全体10位)

魚を釣る技術とは違う、トーナメントスキルというものを長谷部選手に教わったような気がします。

そんな大会となりました。
来年も頑張ります(^_^)/


詳しくはダイワのホームページで↓(PDFファイルをダウンロード)

http://all.daiwa21.com/fishing/event/iso/2012gure/121011/download/kekka.pdf



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