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バチ抜けでの釣り方
前回、バチ抜けについて説明しましたが、今回は釣り方についてご説明したいと思います。
バチ抜けを見つけられないときでも、春先のシーズンではこの釣り方をするだけでも釣果は変わってくると思います。
初めに、ポイント選択が重要な鍵になってきます。バチはいたる所にいますが、捕食する場所は決まってきます。「バチはいるのに釣れないなー」という経験がある人も、ぜひ読んでみてください。
・ポイント選びのポイント
- 流れがあること
- 明暗があること
- 「ポシュ」と音がすること
「流れがあること」とは、潮でも、運河でも、排水溝でも何でもいいです。どんな小さな物でもいいのでまずは探しましょう。
「明暗があること」とは、橋脚と常夜灯の明暗部や、岸と常夜灯の明暗部でもいいです。どんな小さな物でもいいので見つけましょう。
「「ポシュ」と音がすること」とは、シーバスが捕食している音です。バチをシーバスが意識しているときは必ずこの音がします。「バシャバシャ」という音ではないです。「ポシュ」が目印です。
ここで具体的な図でご説明します。
図のように橋脚と常夜灯の明暗部が存在します。このポイントは、「流れ」・「明暗部」の2つの要素が絡んでいるポイントになります。
ここでルアーを通す場所は、大きく分けて2箇所あります。
一つは、橋脚下からの明暗境がポイントになります。これが代表的なポイントになるでしょう。
もう一つが、見忘れがちのポイントになります。それは常夜灯から一番離れた場所になります。光が届かない自然の明暗部になります。実は、こちらのポイントのほうがサイズアップが見込めるポイントになります。
次は、ルアー選択が重要になります。ここでポイントを紹介します。
・ルアー選びのポイント
- ウォブリングが弱いこと
- リップレス
- フローティング
バチは、魚のように泳ぎませんので、シーバスに伝える「波動」が重要なポイントになります。「波動」が違いすぎると、シーバスに見切られてしまいます。シーバスは非常に見切ることに優れています。詳しいルアーの情報は、釣り日記をご覧ください。
最後に、ルアーの深度が重要になります。
・深度のポイント
- 基本は表層を狙う
- 着水時に気をつけろ
- たまには中層
バチは、基本的に表層を漂っています。しかし、目に見えるバチは全部ではありません。もちろん中層部を漂っているバチもいるわけです。流れの強弱、風の強弱に影響を受けます。
図のような形で、シーバスはバチを待っています。一番初めのポイントの「ポシュ」という音は、バチを食べようとして水面を叩く音になります。この時、シーバスの口に水が入る音が「ポシュ」という音になっていると考えます。
色々と書きましたが、「バチパターン」は簡単なようで難しい釣りになります。しかし、ポイントをつかむと釣れまくるパターンでもあります。ここで上げた事は基本的なことですが、このことを守って釣りをすれば釣果はついてくると思います。
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