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暗闇で携帯カメラを使って魚を上手く撮影
釣れた魚の写真を残す時、皆さんどんなカメラを使っていますか?
自分はデジカメを利用して魚の写真を残していますが、携帯電話のカメラで撮影している人も多いのではないでしょうか?
しかし、暗闇で携帯カメラでの撮影した場合、失敗した経験がほとんどの人があると思います。
一番の問題点は、フラッシュなどの光源が携帯カメラでは弱いところなんですよね。次にフォーカスが上手く合わないなど。結構難しい問題が待ち構えています。
ここで、補助的な方法になりますが携帯カメラで少しでも上手く写真を撮る方法をご紹介したいと思います。
今回の実験機として用意したのは、「ドコモ D506i」と「AU Talby」です。どちらも最新機種ではないので、新しい携帯電話の場合もっと上手く撮影できる場合があると思います。
- 撮影に必要なもの
今回使う道具は、「ライト」です。夜釣りなどで使う小さいライトになりますが、そのライトを補助照明として使うってことです。
しかし、ライトといっても色々あるので、「携帯付属ライト」・「電球ライト」(昔からある普通の懐中電灯)・「LEDライト」の3種類で比べてみたいと思います。
撮影環境は、完全に暗闇で1m先のルアーを撮影してみました。
- 「ドコモ D506i」で実験
D506iは200万画素のカメラが付いています。ライトも「LEDの高輝度化ライト」なので比較的夜間に強い機種です。
・手始めに本体のライトだけで撮影してみました。
思ったより明るく撮影できています。しかし、ピントが甘いようでルアーがボケていますね。完成度はイマイチです。
・電球ライトで撮影してみました。
本体ライト+電球ライトは、一点が強く照射される為ライトの位置を調整しながらの撮影になり操作が難しいです。
・LEDライト(8点式)で撮影してみました。
本体ライト+LEDライトは、光が白に近いので蛍光灯の色に似ています。照射される強さは均一です。写真を見てもらうと分かりますが、ピントも比較的あっていて3つの方法では一番うまく撮れています。
- 「AU Talby」で実験
AU Talbyは33万画素のカメラが付いています。ライトも「フラッシュ型」なので比較的夜間に強い機種です。しかし画素数は低いですね。
・手始めに本体のライトだけで撮影してみました。
思ったより明るく撮影できています。33万画素なので実はそれほど期待していなかったのですが、鮮明に撮れています。
・電球ライトで撮影してみました。
やはり、一点が強く照射される為ライトの位置を調整しながらの撮影になり操作が難しいです。光の問題なのか若干ピントが甘くなってしまいました。
・LEDライト(8点式)で撮影してみました。
本体ライト+LEDライトでは、かなり強い光が照射されました。写真の写りも格段に良くなっています。やはり光源の強さが写真写りに影響を与えますね。
- 上手く撮影するポイント
- カメラがブレないようにする
- 出来るだけ強いライトで照射する
- 何度か練習しておき、自分のカメラの特性を押さえておく
上記の3点を守るだけで、今までより綺麗な写真が撮影できると思います。あと、携帯カメラはファイルの保存に時間が掛かるので魚に負担が掛からないようスムーズに作業を進めましょう。
もちろん、明るいライトは夜間の釣行をサポートしてくれる強い味方になるので、高性能なものがいいですね。
各種ライトのご紹介
PETZL(ペツル) ミオXP
●ハイアウトプットLED1灯
●開閉式拡散フィルター付
●バッテリーインジケータ付
●トップストラップ付
●防滴仕様
●重量:約175g(電池含む)
●単3電池3本(付属)
●照射時間:最大170時間
●照射距離:45m(ブーストモード65m)
PETZL(ペツル) ティカ プラス
●重量:約78g(電池含む)
●単4電池3本
●照射時間:100~140時間(点滅モード約400時間)
●最大照射距離:約32m
PETZL(ペツル) ティカXP
●ハイアウトプットLED1灯
●収納式拡散フィルター付
●バッテリーインジケータ付
●防滴仕様
●重量:約95g(電池含む)
●単4電池3本(付属)
●照射時間:最大120時間
●照射距離:35m(ブーストモード50m)
●寸法 55mmx65mmx50mm
●電源:単4アルカリ電池3本使用
●連続点灯:LED 80時間・ゼノン球3時間
●防滴仕様
PETZL(ペツル)ミオ5 ブラック
●重量:約238g(電池含む)
●単3電池4本
●照射時間:クセノンハロゲン4時間 5LED30~160時間
●照射距離:クセノンハロゲン100m 5LED17m
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