ふと、思い出しまして。
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ずっと放置でも何やら生きています。
この頃の原動力は、レオンこと加来匠氏。
というか、知ってから3~4年程経つのか。
インクスレーベルさんから『ベイティ』というソフトルアーが発売予定という事で、大昔の事をドバっと思い出したので、忘れないうちにメモ書きの如く記事に残しておこうと思う。
ベイティとは、シャッドテール。それ以外は調べてください(
レオン氏からシャッドテールというワードが聞こえて来た瞬間、8歳の頃を思い出した。
当時はバス釣りが大流行していて、グランダー武蔵という漫画やホビー的にルアーまで発売されるなど、物凄いスピードでルアー熱が子供たちに浸透していったものである。
友達は皆、グランダールアー的な格好いいプラグで揃え、ベイトタックルで放課後に自慢してきたものだ。
漁師町で。
23年前、確実にライトソルトベイトを小学3年生が成立させていたのである。
これは津軽の漁師町のはずれの小さな港の話。
私の家はそんなにホビーやプラグなどは変える程の余裕もなく、唯一親に買って貰えたのは6ft程の振り出し竿とエコギア グラスミノーMと鉛シンカーとオフセットフックぐらいである。カラーはオレンジに赤ラメだったと思う。
予め親に予算を決められ、その中で選んだリグだったはず。
何故その色、リグにしたのかと言えば、振り出し竿を買ってもらい、釣りを初めて経験したのが6歳の頃で、餌がゴカイだかイソメだかの虫餌系で、ちょうど色が似ていたためである。
その時ボトム付近でアイナメが100本越えしてしまった記憶が強すぎたのか、自身のマストカラーが自ずとバチ色になってしまったのかもしれない。
とはいえ、グランダー武蔵には海でのシャッドテールのアプローチ方法などは書いていなかったと思う。
ハッキリ言って信用の置けない訳の分からないルアーか餌かも分からないもので、暗中模索だった。
餌に似ていればいいや。
これが現在の自身のフィッシングスタイルに繋がるとは、当時は予想だにしなかったであろう。
記憶が定かではないが、リールもブリキなのか樹脂的なものなのか、余程現代の頑丈なものとは違った、巻くとカリカリ鳴るような今で言う『味のある』リールで、ラインも思い出せないが、フロロの3号程の質感のものにテキサスリグを初めて結んでみた。
もちろんグランダー武蔵で覚えたクリンチノットで。
友達は皆、ベイトキャスティングリールでバシバシキャストが決まる。
私はキャストが出来ず、足元のテトラ帯でグラスミノーをふわふわさせるしかできなかった。
友達はバシバシグランダールアーらしきもので掛ける掛ける。
サクラマスを。
毎度毎度ロストしては、どんどん次のグランダールアーと呼ばれていたかもしれないものに結び直す。
今でも羨ましい限りである。
ワンドの対岸で水深が干満関わらず、数十cmから1mに満たないテトラ帯でいつもグラスミノーの動きを観察していた。
急に上げてー…、ゆっくり下げてー。ゆっくり上げてー、ストンと落として。
同じリズムで弾ませて。
横に強く引っ張ってそのまま沈ませて。
そんな事を試しているうちに、ムラソイ、クロソイ、カジカ、ミズダコに引ったくられる。
ミズダコは無理だったが、あっという間に毎日根魚パラダイスになってしまった。
そのうち友達皆にグラスミノーMを真似された。
しかし相手の方が賢い。より針がかりの優れたジグヘッドリグで対抗してきた。
いよいよワンド内での根魚対決が始まったのだ。
同時に、世の中は釣りブーム。
テレビゲームでもぬし釣りやバス釣りNO.1などノリに乗っている。
釣り以外では仲が良い友人とは、ゲーム内でフライフィッシングにハマる。
現実ではそんなに高価なものは買ってもらえない。
という事で友人は漁協職員の父に貰った大物用の大きな針に裁縫用の糸を束ね、スカート的な物を作り、一見カブラかと思えるようなルアーを作ってしまった。
当然釣れない要素はなく、根魚達はアタックしてくる。
が、針が大きすぎる上に沈むのが速く、なかなか掛けられない。
ならばと私はセイゴ針にウミネコの羽と蛍光の黄色と緑色のラインをスカートにし、スプリットショットリグで対抗。
これがもう物凄くハマった。
当時はそんなフワフワ対決がとても面白かった。
しかしやはりロストはつきもので、グラスミノーもセイゴ針も底を尽きてしまった。
タイミングとして、正月だったはず。
ちょうどその時期に、親戚からバス用のラバージグをプレゼントしてもらった。
メーカーも覚えていないが、ヘッドカラーはブラックのラメ入り、スカートはブラックとパープルのツートン。
真冬の猛吹雪の中、友達は皆、正月の特別番組やスーパーファミコンで盛り上がっている時間帯。
私は当時、既にロックフィッシュゲームという病気になっていた。
ソイ以外知らん。ミニ四駆やコロコロコミックとかどうでもいい。
その一心で埋め立て途中のテトラ帯の脇の瓦礫の下にラバージグでアンダーキャストを繰り返していた。
何のパターンなのか、ベイトが何なのかもハッキリと分からないままだったが、ラバージグで数え切れないほどのクロソイが瓦礫の下から釣れてくる。
朝から晩まで。
その先の突堤でイシダイを狙っていたであろう強者らしいおじさんにも驚かれた。
「なんでそんな物でそんなのが釣れるんだ!?」
私にも分からない。分からないがどういう訳か食ってくれる。
さすがに数匹、大きいのをあげた。
たまたまそれぐらい釣れてしまったから。
今では、そのポイントは埋め立てられて道路になっている。
と、こんな感じの記憶がフラッシュバックしてしまった。
ベイティ、スワールテールシャッド、ロックンチャターなど、記憶をくすぐる物が出過ぎですよインクスさん。
ちなみに現在ではそのエリアは、テトラワークスのイカッコがいつでもどハマりするタイミングがあります。
今住んでいる横浜でもメバペンやイカッコやスープラがハマるタイミングが多々ありますね。
ついでに今年の夏に久しぶりに帰省したが、関東でメジャーなライトプラグ、インクスルアー、ブリーデンルアーは青森県のフレッシュな根魚に飽きさせる事なくどハマりしてスレる気配すら感じられなかった。
上の画像は地元で購入した3個入り600円の謎のメタルジグですが、竜飛漁港での表層ただ巻きでのメバル。
インクスさん、スープラのSSチューンが個人的に欲しくてしょうがないです←
もうこれは自分でチューンするしかないな。
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