【ロッド比較】エクスセンスS900MHR：ブランジーノ97ML/M

ロッドの比較です。

室内での感触による比較で、実釣のインプレではありませんのでご注意ください。

比べるのは、釣り具メーカーの二大巨頭シマノとダイワのフラグシップモデルの２種。
エクスセンスとモアザンブランジーノです。

・エクスセンスS900MHR
・モアザンブランジーノAGS 97ML/M

【手に持った感触】
どちらも軽量。リールを付けないでの感触ですが、どちらも先重り感等はありません。
素晴らしい造りの良さと高級感が伝わってきます。デザインに関しては好みがあるので特筆しません。

【振った感触】
どちらも振り抜けは良いです。
エクスセンス：固めのセッティングなので竿先の振り幅は狭いです。
ブランジーノ：竿先がMLなので、そこはしなやかに曲がっていて竿先のふり幅は、エクスセンスより広め。

【曲げた感触】
エクスセンス：固めなので竿全体にパワーがあるのが伝わってきます。戻りも強力です。
ブランジーノ：前述した通りなので、竿先だけが素直に曲がり、バットでそれを支えている感触です。

【質感】
かなり違いを感じる部分です。
エクスセンス：表面を先から先まで全体にカーボンをスパイラル（らせん状）にカーボンを巻いているのが見て取れます。
その上にコーティングしてあり、コンコンと叩くとややしっとりした打音。
ブランジーノ：打音はかなりの金属音（キンキン）。余分なレジン（カーボン同士の接着剤）が少ないのが感じ取れる。

【ガイド】
エクスセンス：チタンにトルザイト。普通に軽量で金属の粘りもあり強度もある感じ。
ブランジーノ：カーボンなので、超軽量なのが触っただけで分かる。粘りが無くパキパキなので、強度はあるが衝撃には弱く扱いを間違えるとすぐに破損する印象。

【リールシート】
エクスセンス：流線形で洗練された艶がある。素材もCi4+で軽量化に繋がっている感があり、強度もある。
ブランジーノ：やや艶消しな感じ。カーボン素材のエアセンサーシートなるものらしいが、シマノに比べるとまだ軽量化できそうな感じ。

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