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ラインに命がノリウツル!チヌの挙動は美しく・・・そして釣り日記
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ラインに命がノリウツル!チヌの挙動は美しく・・・そして


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投稿日付:16/10/01 00:01
超遠投でのチヌ釣りでは、道糸が”ウキの役目を果たす”と言っていいほど重要である。
強度や伸びなどの性能も重要だが私の釣り方では”視認性が良い”ことが第一条件だ。

これまで様々なメーカーの物を試してきたが、視認性の良い道糸ほど”アタリ”の見分けが容易。
円錐ウキのヘッドは海面に出して釣ることはなく、ほとんど海中~沈めていくので仕掛けの軌道が分かれば良い。
釣り座足元から海面までの距離の遠近にもよるが、道糸の位置(穂先から海面に着いているまでの形)は状況によって違う。
基本的なラインの形は、ノの字。
大きなノの字や小さなノの字、横風により大きく膨らんだノの字、どんな状況下においてもこの”ノの字”でアタリを取る。
この”ノの字”のアタリの見極めが実に面白い。
慣れが必要だが”ノの字”の動き→(移動幅)(移動スピード)の違いで何がツケエサを喰っているかが分かる。
例を挙げると、
まず、フグの場合、ビューンと初動の移動幅が大きいがその後コトコト、コツコツ感を感じながら道糸がモゾモゾ振動する。
チャリコ(小マダイ)は、同じくビューンと走り初動の移動幅がフグよりも長め。
コッパグロ(手のひらくらいのメジナ)は、さらに移動幅が大きく、穂先までアタリが載る。
カサゴは、移動量が小さくゴトゴトっとラインが振動し、少し動いては止まり、また少し動いては止まる。

さぁ、本命のチヌ!
季節(シーズン)による違いはあるものの、基本的にはノの字がスゥーっと動きそのままゆっくり直線になる、スムーズなストロークが多い。
厳寒期のチヌはあまり口を使わずアタリが取り辛いということを良く耳にするが、練り餌さを加水し、手で練りこみ、どんどんネバリを出しながら柔らかくしてあげると、喰い込みはバツグンで真冬でもチヌ反転のこのダイレクトなアタリが出る。
チヌがエサを口に入れ、どちらかの方向に動いたときのアタリ!
この動きを100%見極めるためには、張らず緩めずのラインの張り、そして視認性の高い、良く見える道糸が必須条件となる。
良く見えるとはいえ、時間帯(太陽の位置)や天候による見え方は違うのは当然。
私の場合、蛍光オレンジ系が主流だが午後から夕マズメまでを狙う場合は、イエロー系のラインが良く見える。
太陽の光が海面に反射して全く見えなくなる場合などは、より濃い偏光グラスで対処している。
また、逆光時は帽子(フィッシングキャップ)のツバの広いワイドタイプを使用し、よりツバ角度を下げるのも効果的だ。
さらに、どうしてもラインが見えずらい時に使える手法が、「正面の山」を背景にラインのアタリを取る方法、故意に太陽光の海面反射の無い暗い方向へラインを移動する方法もある。

最後に、より高い視認性を求めるために号数を上げる手法もある。当然のことではあるが1.5号より2号の方が良く見え、2.5号ではさらに。
号数を上げると同時に犠牲になるのが「仕掛けの飛距離」と考えがちだが、ここは何も問題ない。
ウキの自重が大きいものを使用すれば解決する。

現在、06-530のロッドで28.5gの円錐ウキ、道糸2.5号で飛距離65m(リールハンドル1回転の巻上長98cm×61回=59.78m プラス5.3mのロッド)
どんな向かい風でも突き抜ける威力はまさに弾丸!
しかし、自重のあるウキはなかなか売っていないのが現状だ。
無ければ”作る”!!
これもまた、魚釣りの醍醐味☆
自分にしかできない、他には無い、真似のできない、そんなチヌ道をこれからも突き進む決意だ。

釣り開始24時間前に作成するマキエ
集魚剤ブレンドがお互いに絡み合い、馴染む最高の超遠投用マキエ
今か今かと待ち望む

さぁ、次に逢うのは、チヌの胃袋
ムギの一粒一粒に番号を書きたいくらいだ!(笑)

万全の準備、最高の作戦
完全燃焼
喰わすまで 諦めん!







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