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ロッドを考える釣り日記
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ロッドを考える


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投稿日付:13/05/22 23:08
よく耳にする言葉。バットパワー。
ロッドは大まかにティップ、ベリー、バットに別れて解説されますが、バットは一番手前でおおよそ一番手前のガイド~グリップのあたり。貫通ワンピースだとグリップエンドまでと考えていいと思う。
そもそもバットパワー?モノによってはそこで曲がりが止まり、曲がらなくなる状態をバットパワーと言い、また、グリップエンドまで曲がるが戻ろうとする反発力があるモノもバットパワーと解釈される。んじゃなんだ?
自分的には、曲がらなくなる状態はバットパワーがあるとは思っていない。意外とよくあるこの手のロッドは、そこから負荷をかけても曲がらないどころかブレイクすると思っている。ロッドは曲がってこそ仕事をするのであって、曲がらないロッドはただのシャフトです。
踏ん張るのが悪いんじゃなくて、立ち上がりが急だと曲がり始める所に負荷が集中してしまう為に良くないと思うのです。バットパワーのあるロッドとは、曲がり、戻ろうとする力で魚をリフトできる、走りを止める事ができるロッドかな?
そう考えると、曲げ方も考える。
ロッドに対して真下に負荷が掛かっている状態から、ロッドの保持角度が負荷に対して90度以下であれば、バットに負荷が乗る状態なので反発力で魚は寄るし、推奨負荷以上を掛けてもまずブレイクはしない。120度くらいまで曲げると、曲がりの頂点に負荷が集中してブレイクする、しやすいのです。大きな負荷をかけるならばロッドは立てられない訳です。
たまーに、雑誌のインプレなんかで魚掛けて負荷がバットに移行していないにもかかわらずバットパワーがある!と言ってたりしますが、それじゃあ分からないですよね?ロッドは曲がらないと仕事しないんですから、キッチリ曲げてみない事には本質は見えてこないはずで、だからといって誰もがキッチリ曲げられる訳でもありませんが。たまに曲がったら戻ってこないロッドもありますが(笑)
しかし、ロッドは深いなぁ。
ちなみに、カーボンロッドは工業製品としては品質を保証できるような代物ではないそうで、品質を保証できかねる為に免責保証なんかがついているらしいですね。保証できるものならば、壊れたら100%クレーム対応か、免責なんかないですから。それでもこれだけのモノを作れるんだから大したもんです。
そんな自分はヤバイくらい曲げたのはサメが相手の時だけでした(笑)デカイの掛けたいー!



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