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Mー1カップ伊豆予選レポートの巻 釣り日記
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Mー1カップ伊豆予選レポートの巻


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写真
投稿日付:13/05/28 19:50
 
皆さんよろしく
《大会レポート》


2013年5月24日、グレ釣り大会『Mー1カップ』の伊豆予選に参加しました。


早朝の3時30分、会場の南伊豆の入間港に到着すると、すでにたくさんの磯師が集まっています。


皆さん気合いが入っていますね^^


今大会には78名のエントリーがありました。


三年前には120~140名の参加があったことに比べると人数がかなり減っています。


磯釣りの人気が下火になってきているのでしょうか、それとも競技離れの現象がおこっているのでしょうか?


ジャパンカップと重なってしまったことが最大の原因だと思いますが、少し心配になりました。
^^


さて、試合ですが、7杯の渡船から各2名ずつの14名が決勝へ進出することができます。


つまり11名中の上位2名に入ればよいので、数ある予選のなかでも、狙って取れる予選だと思います。


競技は、6時間で釣り上げた25cm以上のメジナ3尾の重量を競います。


抽選の結果、私が上がったのは下加賀根という磯。


カガネの由来はカカネ(母根)で、おかーちゃんの意味です。というわけで入間の加賀根も中木の下加賀根も、磯がおっぱいの形をしています。はい、またひとつ賢くなりましたね^^


下加賀根は中木地区の代表的な磯で、表側は潮通しがよさそうです。魚は確実に着いているでしょう。期待が高まります。


一緒に磯上がりした4人のなかで、私が一番始めに釣り座を選べる権利がありましたので、潮通しが良さそうな白根向かいの先端に陣取りました。


しかし、明るくなって、だんだんと海の中の状況が見えてきました。


なんということでしょう^^


私の前はハエ根だらけの浅場にリフォームされていたのです^^


大物をかけてもプチッとやられちゃいそう。
(/´△`\)


磯の地形は20mぐらい先まで槍状の沈み根が伸びていまして、根に沿って潮が流れれば大物が喰ってきそうです。


が、しかし、実際は浅根の上に乗っかってくるように左右に潮が流れてきますので、仕掛けがなじんでもすぐに回収しないと根がかりしてしまいます。隣の人との間隔も近いので、なんだか忙しい釣りになりました。


ハリスはいつもの2号。たぶん他の選手よりも太いと思います。


3尾重量戦は大物指向が強くなりますから、大物を絶対にバラさないために必要な太さが2号なのです。


ましてや根がキツい場所ですから、ハリスを細くしてもリスクが増すだけです。


さて、釣りを開始すると2時間で30cm級の口太メジナを2尾キープすることができました。ヒットポイントは磯際です。


沖や潮の中は不思議とエサがとられません。チャンスと思い、水深15mまで沈め探っていってもエサが残ってきました。


魚は磯際から離れるのを何らかの理由で嫌がっているみたいでした。


そこで磯際の竿1本ぐらいまでのたなを集中的に攻めることにしました。


こませに浮いてくるイスズミの群れからツケエサを守るため、仕掛けを沖へ少し離し、なじんだ仕掛けをエサ取りの下側に引っ張り込むという方法で、メジナを喰わせました。


このあと潮が速くなると、私の釣り座からは、仕掛けを際に止めることが難しくなってしまいました。


根の潮が当たる側にキーパーメジナが見えていましたが、そこへ仕掛けを差しこんで止める技術が私にはなかったです。


一発ビッグヒットがあったものの、正体は40cmのサンノジでした。2号ハリスはズタボロにされましたが、東レのハリス、スーパーLが耐えてくれました。


サンノジ君のナイスファイトは、楽しいんですが、大会の時はちょっと迷惑かな^^


その後はノーフィッシュで、試合終了の時間となってしまいました。


2尾1100gという結果で敗退です。予選通過ラインは1800gが必要でした。35cm級のメジナがあと一枚足りませんでした。

試合後、塩田哲雄インストラクターにアドバイスを仰いだところ、「ポイント選択は決して悪くなかったと思うけど、場所交代無しというルールを考えると、『ツノ』に入るべきだったね。左右どちらに潮が流れても攻めどころがあるからね。それと沖や潮の中でエサが残って、沈めて喰わないんだったら、浅いたなで時合いを待つことも必要だよ。だけどみんな我慢ができないんだよなぁ」


……というコメントをいただきました。勝てる試合を落とした感じですね。それは感じています。


キーパーが2尾出る場所なら、3尾はキープできるはずでした。30cmクラスは群れていますから。


今回いただいたヒントをもとに、また一年間しっかりと鍛えて出直したいと思います。



(写真は、隣の釣り座で竿を出す鈴木なぎさ選手。釣りガールには赤い竿がよく似合います。バリバリのトーナメンターの実力派なのです)

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当日の様子は、マルキュー社のホームページでも詳しくレポートされています。↓

http://www2.marukyu.com/taikaike.nsf/



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