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ヘッジホッグスタジオ-リールチューニング・ベアリング
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ヘッジホッグスタジオ-リールチューニング・ベアリング


投稿日付:2010-11-05 14:39:52

今回ご紹介するアイテムは、ヘッジホッグスタジオのリールカスタムベアリングになります。

ヘッジホッグスタジオ

このカスタムベアリングは、持っているリールを簡単にワンランク性能アップするアイテムです。
ベアリングを知らない方に簡単に説明すると、回転をよくするための部品だと思っていただければよろしかと思います。リール回転性能を決める重要な役割です。逆をいえば、大切に扱わないと極端に性能を落とす可能性もあるということです。今回は、DAIWA カルディアKIX 2500を使って実際にベアリング交換をしてみたいと思います。

ベアリングの交換場所は、「スプール受け」・「ラインローラー」・「ハンドル」をカスタムベアリングに交換し、最終的には、全体のベアリング数:5個→8個へとパワーアップします!

ベアリングの交換場所

■「ラインローラー」

ラインローラー

■「スプール受け」

スプール受け

■「ハンドル」

ハンドル

ここからが実際の手順になります。
初めに、ご自身のリールにあったベアリングをヘッジホッグスタジオのホームページから購入します。
ヘッジホッグスタジオはこちら

今回は、「DAIWA カルディアKIX 2500」用を購入。

カルディアKIX 2500用

細かく別れているので間違えないように気をつけてください。特に発売された時期には注意しましょう。
購入したら取り付けですが、取り付けを始める前に、下記の物を準備しましょう。

■必ず必要なもの

ドライバーセット
ペーパータオル
ヘッジホッグスタジオのカスタムベアリング
ベアリングを交換するリール
クリップ(紙を挟む、文房具)

■できれば用意したい物

リールの説明書(メーカーホームページから入手可能)
ハンマー(硬いネジを緩める用)
KURE 5-56(硬いネジを緩める用)
デジカメ(取り外した順番を記録)

上記の物は、あれば苦戦した時に助けてくれるアイテムです。
特にリールの説明書は、初めに見ておくだけでも作業がかなりスムーズになります。

■実際の作業

初めに「カスタムベアリング」をパッケージから開け、中身を確認します。
パッケージには、「説明書」・「ベアリングの袋」が入っていますので、説明書をよく読みます。

説明書

ベアリング

メインのベアリングが3つ入っています。矢印のベアリングが交換するベアリングになります。

交換するベアリング

■ベアリング交換の際の心得

・リール内部は汚れているので、ついでにペーパータオルなので汚れを取りながら作業を進め、ベアリング効果を高めましょう。
・オイルなども添加すると、より効果がアップします。
・間違いない作業の為に、交換前に、「カスタムベアリングの説明書」と「メーカーの説明書」をよく読みましょう。
・自信がない場合は、外した順番をデジカメに記録しましょう。

■「ラインローラー」ベアリング交換

写真の部分のベアリングを交換します。ここのベアリングを交換することでラインの巻き取りなどスムーズに行うことが出来ます。

写真の部分のベアリングを交換

「DAIWA カルディアKIX 2500」の場合、下の写真の構造になっています。矢印のベアリングを交換します。

矢印のベアリングを交換

ベールとラインローラーとネジで固定されているので、そのネジを外してベアリングを交換します。

ネジを外してベアリングを交換

もし、ネジが硬い場合は、無理をせず「KURE 5-56」などの潤滑油を吹きかけ、一定時間放置してドライバーの穴をハンマーなどで軽く叩きます。そうすると、ネジが取れやすくなります。

「ラインローラー」の交換は、簡単ですがベールの角度など変わりやすいので、ベアリング装着後試しにリールを回したり、ベールを動かしたりして感触を確かめましょう。

■「ハンドル」ベアリング交換

写真の部分のベアリングを交換します。ここのベアリングを交換することでスムーズにハンドルが回ります。
写真では、ベアリングが見えませんがハンドルの中にベアリングを付けます。

ハンドルの中にベアリング

「DAIWA カルディアKIX 2500」の場合、下の写真の構造になっています。矢印のベアリングを交換します。
説明書でも、ハンドルのベアリングについては詳しく載っていないので、ここでは詳しく説明します。

写真の構造

ハンドルを外す為に、カバーをとります。ここで必要になるのが、「クリップ」です。クリップを伸ばして直線上にします。その先をハンドルカバーの穴に差し込みます。奥まで差し込んだ後、引っかけるようにクリップを抜き取ります。

引っかけるようにクリップを抜き取り

もし、抜け取れない場合は先ほどのクリップの作業で、カバーが若干かもしれませんが浮き上がったと思います。浮き上がった隙間に、クリップの先端などを入れて矢印の方向へ引っ張ります。そうすると、カバーが取れると思います。

カバーが取れる

カバーをとったら、ハンドルが固定されているネジを外します。

ハンドルが固定されているネジを外します

ネジを外したら、矢印の部分に交換対象の白いプラスチック輪が入っているので、「クリップ」で取ります。取った位置に、ベアリングを付けます。

白いプラスチック輪

ベアリングを付けてら、後は逆の手順でネジを戻し、カバーを付けます。

■「スプール受け」ベアリング交換

写真の部分のベアリングを交換します。ここのベアリングを交換することでスプールがスムーズに回ります。
写真では、ベアリングが見えませんがスプールの中にベアリングを付けます。
間違いない作業の為に、交換前に、「カスタムベアリングの説明書」と「メーカーの説明書」をよく読みましょう。

写真の部分のベアリングを交換

「DAIWA カルディアKIX 2500」の場合、下の写真の構造になっています。矢印のベアリングを交換します。
ここの作業は、いちばん細かい作業になるので慎重に行います。

写真の構造

初めにスプールを外します。ドラグノブをフリーになるまで回して外します。

ドラグノブをフリーになるまで回して

スプールも外すと、メインシャフトにシルバー輪(メタルリング)が付いているのが見えます。これを取り外す為に、5角形のリングを取り外します。一辺がつながっていないので、そこからメインシャフトを通り抜けさせます。先ほどのクリップなどで慎重に取り外しますが、リングが非常に飛びやすいのでリングの紛失には十分に気をつけてください。

5角形のリングを取り外し

ちなみにリングは、こんな形です。小さいの見にくいかもしれませんが参考までに。

リングは、こんな形

リングを取り外すとメタルリングを取り外すことが出来ます。取り外したメタルリングとベアリングを交換します。

メタルリングとベアリングを交換

あとは、リングを付け戻して、スプールとドラグノブも戻し付け直します。

スプールとドラグノブも戻し付け直します

これで作業は、終了です。交換した結果なんですが、ハンドルの回した感じも軽くなり、ラインローラーも快適に回ります。
交換してみればわかりますが、元々付いているブラスチックやメタルリングとベアリングの回転のスムーズ差は、一目瞭然です。

上位のリールは、高くてなかなか買えないですが今持っているリールを手軽に安くパワーアップできる、「HEDGEHOG STUDIO」のベアリングは釣り人の味方ではないでしょうか?対応リールも豊富なので、一度試してみる価値ありです。

*なお、リールのベアリング改造は、自己責任でお願いします。


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