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G.Wはニコル?福島県小名浜の沖提
GWも終盤になり、皆さんのGWは楽しく過ごされたでしょうか?
今回は、福島県小名浜沖提でのロックフィッシュゲームです。今回で小名浜も3回目になり大体のパターンなどもつかんで来た!って感じなのですが今回はどのようになるでしょうか?
今回、沖提への渡船では「共栄丸」さんを利用し、朝6:40分出港の第2便に乗り、夕方午後4:00までの釣行を行います。時間的には長いように感じますが、正午付近は魚も自分のヤル気がなくなってしますので、実際に竿を振る時間は7時間ぐらいですかな?
小名浜沖提について簡単に説明しますと、小名浜には複数の沖提がありますが、メジャーな沖提は第一小名浜沖提・第二小名浜沖提になります。第一小名浜沖提は、全長も長いので端から端に歩くにはちょっと無理があります。ランガンするのは、せいぜい全体の半分ぐらいが限界なフィールドですね。第二小名浜沖提は、頑張れば全体を回れます。水深は、第一小名浜沖提の一番手前側が浅く5メートルぐらい徐々に深くなっていき、一番奥側で20メートルぐらい。第二小名浜沖提は全体的に水深があり、20メートルより深いポイントがほとんどです。足場は、どの堤防も高いので長いタモ網は必要です。あと、ライフジャケットは必ず必要ですので忘れずに。
さて、早速実釣となりますが今回は、午前第一沖提・午後第二沖提を狙います。沖提から沖提の移動は、別料金が掛りますので事前に確認しておきましょう!
最初は第一沖提。降りた場所は、ちょうど中間地点に位置する「小西」と呼ばれるところ。ここに降りれば反応のある水深どちらへの移動できるからっと思ってチョイスした。早速、反応を調べる為、ナツメ5号とバークレイ パワーホッグ3インチをセットしたテキサスリグで探っていく。なぜ?パワーホッグを選んだかというとここの場所はテトラがかなり入っており、テトラの上にカニなどの甲殻類がよく見えるので選んだ。
早速一投目をキャストし、ボトムを感じながらリフト&フォールを繰り返していると、早速「ゴンゴン」とアイナメ特有の反応がある。「これは活性高いかも!」と思い、キャストを繰り返すが反応はあるがぜんぜん乗らない。どうやらサイズが小さいようだ。サイズが小さいと、手元に伝わる「ゴンゴン」感が大きく伝わるからだ。なんか矛盾している話だけど、実際アイナメを狙った人なら分かってくれると思う。サイズが大きいやつほど、前アタリは小さく一気に食い上げてくる。
足元には、小魚の群れているし、ボトムに潜むアイナメは深い場所から水面まで捕食のために泳ぐよりは、シャローな場所で捕食するほうが楽だから、ビックフィッシュを狙いにシャロー側へ進めて行く事にした。
ココからは地道な作業で、一歩進んだらキャスト。また一歩。って感じで一歩ずつ探っていく。これは沖提での一番確実な攻略法。磯場のように見えるストラクチャーがないので、一歩ずつ狙う。時間を少しでも短縮できるようにシンカーは、根掛かりを回避できるギリギリの重さ(根掛りしないのではなく、根掛りしても回収可能な重さ)を使う。結構、これを実践できていない釣り人が多く、根掛りを怖がってしまって軽めのシンカーを使ってしまってはテンポも悪く、ボトムも取れていないケースが多々あるので、これは気を付けたい。
結果的にこの方法で、30センチぐらいのアイナメがどんどん釣れまくり。けどサイズが伸びないのが気になる。もしかしたら、GW後半なので、前半でデカイ魚は釣り上げられてしまった可能性があるかもしれない。どうしても、アイナメは回遊魚ではないので、一度叩かれると釣果は出なくなってしまう。午前中は、何とか頑張ってみようと思い続けたが、金太郎飴のように同じサイズばかりが、40匹ぐらい釣れた。これでは、面白くないと思い午後は一発勝負で狙っていく。
午後は、第二沖提。本当はシャローパターンだと自分では思っているが、ディープにだって潜んでいるはず。逆にディープは攻めきれていない可能性もあるし、一か八か狙ってみる。第二沖提に到着してみると、ぜーんぜん人がいない。チヌを狙っている人がチラホラいるが、ロックフィッシュを狙っている人は、いないようだが逆にチャンスと考えよう。
早速、チェックを開始するが、今まであったアタリがまったく無くなってしまった。これは、「ヤバイ」ムードが一気に出てくる。だけど、諦めずに地道に狙っていくと答えは突然やってきた。攻め方はリフト&フォールだがフォールからリフトに変わる瞬間、一気にロッドが曲がった。ヒット!
グングン、ロッドが絞り込まれる。アイナメ特有の首振りの感覚が手元に伝わり、アイナメと確信しながら一気に巻き上げ。水深もありストラクチャーもないので楽しみながらのキャッチとなった。釣れた魚は、45センチぐらい40オーバーの魚だ。狙っていたのは50オーバーだっただけに、ちょっと悔しい。けど、ディープにも潜んでいることが分かったのは、かなりの収穫。
今回は、ここで時間となったが、まだまだ攻め切れていない場所が多数あり全体像が見えていないフィールドだ。もしかしたら60アップも夢じゃないかもと次の釣行に期待しながら今回は終了となった。
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