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春のロックフィッシュゲーム
今回は、春のロックフィッシュを狙いに岩手県の三陸へとやってきました。
ココ一週間は寒波が襲ってきているので、日本全国的にすごい寒い状態です。この天候の急激な変化は、絶対悪い方向に進みそうです。
今回は5日間東北エリアで、渓流と海釣りを楽しみながらの釣行ですが、あまりパッとした釣果が得られない状態で最終日の釣行レポートとなります。
東北ロックフィッシュゲームといえば、でかいワームで「バシバシ」狙っていくイメージがありますが、陸っぱりからオイシイ思いができるシーズンは意外と短いものなんです。
地元アングラーも大きくても3インチで比較的ボリュームも小さいものをセレクトしているようです。しかし、ルアーが小さくても決して釣れる魚が小さいわけではないのが、東北のロックフィッシュパワーです。もちろん50UPを狙えるんですよ。
日中の釣果より夜の釣果のほうが段々増えてくる今のシーズンは、「ナイトロックフィッシュゲーム」が断然面白いです。常夜灯に群がるベイトを狙って、ビックアイナメがボトム付近に潜んでいます。そいつを狙おうというわけです!
今回のリグは、「Cultiva(カルティバ) ROCK’N BAIT + Cultiva(カルティバ) ボトムショット5g」のセッティングです。これってメバルリグ?って思わせるぐらいのライトタックルですが、これでいいんです!この時期は、ピンポイントで狙う釣りが必要で、イメージはリフト&フォールのスイミング。決して食ってくれるのを待たずにこっちから近づく努力が釣果を左右します。
あと、ジグヘッドは「Cultiva(カルティバ) ボトムショット5g」が超お勧めです。夜光のヘッドに、根掛回避構造はとても役立ちます。根掛しにくいことは、釣りのリズムを妨げないから釣果に直結します。
ラインは、50up対策のためにファイヤーラインの16lb+フロロリーダー20lbで狙います。やり取り次第では3lbで50upを上げた事も、ありますがこれは運がよかったから。この釣りでは、太いラインはダメでPEラインの細いものを使うのがポイントです。
狙うポイントは、常夜灯周りが基本になります。しかし、この常夜灯周りは誰にでも見つけることができるポイントになるのでもちろんプレッショーも高い。なのでギリギリ光が届くか届かないかの微妙なエリアを狙っていきます。
はじめに狙う場所は、縦ストラクチャー。高活性のアイナメなどは壁などに張り付いているケースも少なくないからです。こういった固体は、近くをルアーが通るだけですぐにバイトしてきます。しかし、高活性な固体はいないようで、縦ストラクチャー断念。
次に沖目のブレイクを狙います。以前にも取り上げましたが、東北エリアのブレイクラインは、沖30mぐらいにある場合が多いので必ずそれ以上ルアーを遠くへキャストします。
ココからが時間がかかる作業です。今回のリグは、かなりライトリグなので、沈むのも時間がかかるし、ストラクチャーを一つ一つ探るのも時間がかかる作業です。しかし、1匹を仕留めるには仕方がない。
気温マイナスの極寒で2時間以上狙い続けていると、突然バイトがおとずれました。PEなので当たりはかなり明確です。ヒット!根に潜られない様に素早く巻き上げます。アイナメ特有の首振りのリズムがロッドに伝わり「ん~最高!」。
釣れたアイナメのサイズは、35センチぐらいの小物。しかも激痩せ状態です。しかし、この寒さでは魚も俺ももう限界。これにて釣行は終了としました。
今回は、一匹で終了となったが、これからのシーズン大物がもっと接岸すると思います。釣れない人は、ルアーサイズを下げスイミングパターンに変えてみてください。良い釣果に出会えるかも!?
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