全国への道 4

後半戦


今度は釣り座選択権
4番目

やはり自分が１枚上げた所を一番目に取られた！

その両サイドも真っ先に埋まる
どーするか？！


ここで悩む、


前半で自分が上げた１枚が
キーワードになる


その一枚がなければ
自分も関係なく後半、
真裏の釣り座を確保しに行っただろう、、


しかし、前半終了間際、
イサキの反応が消えた事も妙に気にかかり、
選択を迷わせた

後半は必ず
こちら側が良くなる！！
潮止まりとはいえ、
まだ緩やかに一番の潮下である



思いきって
テラスへ行くか！？




そう！
現状で一番いいと
思われるテラスへは
後半も誰も降りなかったのである


皆、心が折れていたのかも知れない

この渋くなった時の
釣りで
一枚がどれだけ大事か！？

2014の秋、DAIWA
2015千葉でのシマノ


過去渋い状況の大会において、
嫌と言うほど自分は味わっている！

コッパを
たった１枚上げれば
抜けていた



あの時味わった経験が
自分を
奮い立たせた！


アリカメタクなかった、あ
諦めたくなかった
こちらもほぼラボではお馴染みになりつつあるが、、-w

ってかホントにもっと攻めたかった！




テラスへ行きます！

許可を取り
宣言し、恐怖心を
振り払い
アタック！！

この寒いのに海に落ちたらどーなる事やら




なんとか、テラスへ
辿り着いた
先に自分の体だけ
降りて
後から荷物を水汲みバケツのロープを使い、降ろしてもらう



よし！！

ここで追釣できれば、、、




始める



時に、体ごと飛ばされそうな
横風、突風が吹く

竿にカツカツと個体が当たる
みぞれまで！

天城山嶺や、箱根は雪だろう



しかし、一度自分の
心に灯った火は
火柱をあげるほどに
盛り上がっていた！！


ここで３枚ほど
追加出来れば！！！

なんとなくその日の状況で３という数字が
浮かぶ

1枚、2枚じゃ抜けれない
3枚全て良型ならば、
4枚揃えりゃ勝負になる
5枚以降は、、、

そんなイメージ




前半と同じ
ゆるくなった潮筋を流す

やはり餌が残ってくる

そして風！
シズを背負える０ウキを、
あえて強めに、
早めに入れ込む！


実は、この時探っていたタナは
常識のそれとは
かけ離れていた


一投に流すことかなりの時間が経つ


すると、



またもや竿引きの
アタリ！！




寄せてきたのは
グレ！


計算通り
追加出来た



よし！
このまま行けば、、

アタリさえすれば
竿引きのアタリ
うろつくようなグレの数こそ少ないものの
タナは深いが
そこまで活性は低くない

と判断して
そのまま続ける


一投で５分近く、いやそれ以上か、


流石に水深は分からないが感覚的に底まで行く前に張りを強めにして、
アタリを待つ


忘れた頃の30分後、
またもやアタリ


しっかりとらえて追加


これで合計三枚！


行ける！！


あわよくばここで8枚揃えられたら、、



すると




沖から見回りの船がやってきて
風、波の影響で12時の
早上がりになるとの事


これは全ての1便、2便の選手が対象になることから
優劣は関係ない



しかし
自分としては
ようやく数が出始めた

正直、この早じまいがどーなるのか
分からなかった


続ける


同じペースで
追加出来る！



島内、ハナレ、向こうに見える他の磯
状況は代わらず竿も曲がらなかった
芳しくない

辺り一帯で枚数持っているのは
自分だけ！





これなら





その後も続け
30センチ程のグレを計5枚
自分は確保出来た

一枚、寸法ギリギリの魚がいるが
どーだろうか、、

検量で計ってもらう




帰りの船内で、
Nさんに真鯛について聞く、
グレの状況も、、勉強になる




大会においては
いつもどれだけ手応え、枚数を揃えても
前回の伊豆カップしかり
やはりどこか


無理だろうなー
と心によぎる



しかし、今回は
初めて

頼む！行かしてくれ！

いや行ける！！いい勝負になる！
と、海の神様に、あ
弁天様にも
心のどこかで祈っていた、

ってもやっぱり
80人だしなーとも、、汗笑




帰港し、
検量



やはり皆、一枚二枚だ


よし、と思っていると


自分の四人前ぐらいの
人が


3.155g


と聞こえた


３キロ越え

うわっ、微妙！！



自分も30前後で5枚
３キロ前後が勝負だと
思っていた

いざ、自分の番

寸法ギリギリの魚は
28.1ミリ
めちゃめちゃギリギリだったが
検量の方も尾びれを伸ばして計ってくれて
(検量はみんなその計り方です！)

なんとか弾かれずにすんだ、、しかし




3.065ｷﾛ



負けた、





惜しかった

か～一枚か！


ま、そんなもんかなと、
そそくさと片付けに入る
表彰台に乗れるなら
ウェア来たままの方が締まるし、
見映えもいいのだが、-w


もう関係ないと
車まで行って着替えまで



そして、2便の検量も見送る

2便は明らかな差がついていた




ってか寒みーし
早くじゃんけん大会やって
ガソリン入れて
帰ろうと思っていた-w




そして、表彰式&閉会式



優勝者の方、2便から
他の入賞の方と番号が
近い、
おそらくアタリ磯
だったのだろう

とはいえ、8枚揃えての
優勝
見事である！



そして、準優勝が1便から、、、

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