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江戸川放水路 林遊船 9.13釣果情報釣り日記
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江戸川放水路 林遊船 9.13釣果情報


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投稿日付:15/09/13 16:18
 
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本日は約一週間ぶりの営業再開日となりました。



この間はとにかくひたすら大雨大雨大雨で、汲んでも汲んでもボートの中にはすぐに大量の雨水が溜まり、いったい一週間で何百リットル、あるいは何千リットルの水を汲み出したことか……。。


その大雨は上流でも同じことで、茨城、栃木両県では甚大な被害が出るほどの膨大な雨が降り、その多くがそのまま江戸川へと流れ込みました。


その結果、江戸川の水位が上昇、江戸川放水路は放水路としての役目を果たすべく水門を開放、膨大な水を東京湾へと放水致しました(知ってました?これが放水路の放水路たる所以ですよ)。


さて。


もう少しだけ真面目な話をさせていただくと、誤解されている方が大勢いらっしゃるのですが、江戸川放水路は海水域です。


通常は上流の水門で区切られているため、淡水の行き来はほとんどなく、そのため汽水域でもありません。
通常は完璧な海水なのです。


さて問題です。

水門が開いたことにより、今まで海水だった環境が突然真水に変わり、しかも冷たい雨水によって水温まで低下してしまったら、いったいハゼはどうなるでしょうか。




朝コーヒー飲んだら醤油だったみたいな衝撃、とは全然違う?(笑)



実際、水中で起こったことは想像するしかないのですが、膨大な水が上流から流れてきたことでそのまま流されてしまったハゼもいるでしょう。逃げて隠れたハゼもいるでしょう。


上流から流されてきて定着したハゼもいるかもしれませんし、魚には「走流性」と呼ばれる、流れに向かって泳ごうとする習性があるため、流されずにその場にとどまった魚も多いでしょう。
逆に沖から入ってきた魚もいるはずです。


いずれ確かなことはわかりませんが、ただ、どちらにしても環境…塩分濃度が変わってしまった魚がやることはひとつ。


環境に身体を慣らすこと、だけです。


なので、今現在はそれほど釣れないのは当たり前。
それだけの環境の変化なのですから。



………というようなことを、本日いらしたお客様にざっとかいつまんで説明したうえでボートを営業したわけですが、驚くべきことに5~55尾弱釣れてくれました!


正直今日は0~20尾も釣れれば御の字かな、と思っていたので、これはぶっちゃけかなり驚きの数字です。


自然は人間が考えている以上に柔軟で、そしてしたたかなようです。


本日の釣果からもわかる通り、これからしばらくして魚がさらに環境に慣れ、状況が落ち着いてくれれば、再び以前のように釣れ出してくれるものと思いますので、期待して待つことにしましょう♪


シルバーウィークが始まる頃には海況も落ち着き、ハゼ爆釣というのを予想しているのですが、さてさてどうなることか。


今後の展開に期待しましょう♪





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