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9.11江戸川放水路近況釣り日記
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9.11江戸川放水路近況


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投稿日付:15/09/11 09:49
 
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9月11日10時現在の江戸川放水路近況です。

昨日開門された時は1基だけだったのですが、現在では3基ある水門が全て開放され、そこからかなりの勢いで水が流し出されています。




写真ではわかりにくいと思いますが、急流によって水面が渦巻いております。



こちらは林遊船桟橋付近の様子。

船を繋ぐブイが沈み込むほどの急流となっています。



岸付近の潮流はそれほどでもないですが、潮位は高く、また水色も上流から流れてきた砂等の影響でしょうか、かなり濁っております。


現在はこういった状況のため、この状態が落ち着くまでは安全を確保するのが難しく、ボートを出すことができません。
ボートをお待ちのお客様は今しばらくお待ち下さい。



ただ、明るい面もあります。

前回の水門の開門は確か5年以上前だったと思うのですが、その時はゴミや木材、枝葉などが大量に流れてきて、それこそ釣りどころではなかったのですが、今回は現在のところそれらの漂流物はほとんど見当たりません。


また、上流から流されてきた砂泥(シルトと言います)は干潟や砂浜を形成するのに必要なものなのですが、三番瀬は地理的な問題(上流の水門によってシルトの流入が止められていることや、これは三番瀬に限った話ではありませんが護岸工事等によりそもそも流入するシルトが少なくなっている状況)により、年々痩せていく宿命のようなものが発生しておりました。

これが今回のシルトの堆積によって多少なりとも補充できれば、来年以降、潮干狩りが更に楽しくなる可能性を秘めております。


また、青潮の一因とされているものに東京湾奥の海底浚渫(しゅんせつ=掘ること)が挙げられているのですが、青潮を解消するためにはこの掘った跡を埋めるしかないという意見があります。

これも今回のようなシルトの堆積により、多少なりとも改善される可能性があるのであれば有難い話です。


ま、こちらはぶっちゃけた話、江戸川放水路内の浅い水深が更に浅くなってしまうという諸刃の剣でもあるのですが……。



今回、全国各地で起きてしまった被害にはこころよりお見舞い申し上げる次第ですが、それはそれ、これはこれ。

起きてしまった被害は確かに痛ましく、考えさせられることばかりですが、暗くなるだけでなく、目の前の現実を見つめることも必要なことでしょう。


今回の件を通じ、このあと江戸川放水路、さらには三番瀬がどのような顔になるのか、楽しみでもあります。


次報をお待ち下さい。





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