トップ画面に戻る
【話】川ヒラスズキ釣り日記
menu

【話】川ヒラスズキ


この記事のコメントを読む(0件)
投稿日付:15/06/25 08:50
 
外部ブログ投稿
記事の外部ブログへ移動 先週土曜の釣行には続きがある。

もう、磯ヒラは終盤ということで今まで挑戦したことのなかった川ヒラを探すことに。

と言ってもどこの川にヒラスズキがいるのかわからない。

ヒラスズキはどこまで川を上ってくるのか?

とりあえず可能性のありそうなひとつの河川に的を絞り、河原へのエントリー口を探して歩いた。


この向こうに目的の河原があるのだが鬱蒼と生い茂る草木が行く手を阻む。

結局歩き回ったが河原には出れずトボトボ歩いていると地元の爺ちゃんを発見。

聞いてみた。
怪『河原にどうやったら出れるんすか?』
爺『昔はこのまま河原までつづいてたが4年前の台風で道が流されて行けなくなった。ワイの小さい頃は……』

永遠と喋り出した…
しかもコテコテの和歌山弁。
だいぶ慣れたがそれでもまだ4割は理解不能…

関東の人なら一言も理解できないと思う。

爺ちゃんありがと!

結局、目をつけていた場所よりだいぶ下流から河原へエントリー。



この時はド干潮だったので手前2mくらいから一気にかけ下がってるのがわかった。

河原には2人のオイヤンがエサ釣りをしている。
何を釣ってるのか聞くと『ウナギ』とのこと。
なんでもこの川、10kgオーバーのウナギが釣れるらしい…

ホンマかいな…?

目で見えるデカい魚と言えば大量の鯉とボラの大群のみ。。。

しかし河原を歩いていると葦の中に巨大魚の屍を発見した。

なんだ?
よく見ると…



メーターオーバーのバラクーダ!!

マジか!?

この辺の漁港でバラクーダが釣れるってウワサは聞いたことがあるが見た事ないし半信半疑だった。

そいつが目の前に…

オバケウナギにバラクーダ…

何じゃこの川は???

ヒラスズキの気配は無かったものの日が暮れたらこの川で勝負することに。

そして、ブラブラと河原を歩き戻っていると、さっきのオイヤンが置き竿に手を掛けて竿先を凝視している。

その竿先は小さいがツンツンと確かに魚信を伝えていた。

次の瞬間、一気に竿先が水面へお辞儀した!!!

オイヤン鬼アワセ!!!


来たのか!?
オバケウナギ???

『オッちゃんスゲーやん!頑張れ!』

必死でファイトするオイヤン!
しかし、10kgのオバケウナギ狙うには竿がペナンペナンすぎるぞ…(^_^;)

ようやく水面に魚体が見えてきた!

あれ?なんじゃ?

明らかにウナギではない銀鱗の四角い魚体。

『オッちゃん!チヌや!結構エエ型やで!』

しかし竿がペナンペナンすぎて最後の水際からずり上げることができない…

慌ててワシが川の中へ入りチヌを掴んで河原へ放り投げた。

デカい!


腹パンの見事な年無し!
オッちゃんお見事!!!

オバケウナギやなかったけど、なんじゃかんじゃ魚影の濃い川じゃ。

その後、車に戻りルアーのフック交換など準備をしてると別の地元のオイヤンが軽トラで登場。

『にーやん、今からか?何狙いや?』

ヒラスズキであることを伝えると、

『ワイいつも鼻の先端でサビキやっとるけど7時ごろからすぐ横で80、90のスズキ跳ね出すぞ!コノシロ食いに入ってきよる!』

ま…マジっすか!?

『チヌやったら水門のとこでよう年無し釣れるからポッパー投げてみ!』

水門?どこにそんなもんが?

オイヤンに案内してもらう。
これ道?ジャングルやん?(^_^;)

確かに田んぼの水を排水するための小さな水門があり、その先の川との合流地点までいくといきなりジャババババ!と無数の巨大魚が沖へと逃げていった。

『あれは鯉じゃ。こっから向かいの葦際狙ってたらチヌ釣れるぞ』

確かに釣れそうだが干潮であり葦の根っこが丸出しになっている。

よし、ここは潮が上がってきたら狙おう。

オイヤンに礼を言い準備再開。

夕方のタイミングで実釣開始!

狙いどころもわからないので、チャタビー、ぶっ飛び君でボトムの地形を感じながら下流へとランガン。

日暮れ前、鼻の先端にたどり着きオイヤンと再会。

オイヤンが何かを連発している。
よく見るとウリボウだ。

『今日はアカンかもな。コイツばっかりやイワシもコノシロも食ってこん。』

オイヤンがいつもボイルが出る場所をピンポイントで教えてくれる。

しかし何の反応もない。

しばらくすると1人のルアーマンがランガンしてきた。

『どーっすか?』

『50くらいのヒラメが釣れました(^_^;)』

は?ヒラメ?こんな川の中で?
魚おるやん!!!

するとオイヤンが
『もーワイ帰るからここでやってみ』
と場所を譲ってくれた。

日が暮れ、かなり視界が落ちてきた頃、水面が騒がしくなってきた。
明らかに何かが何かを追い回している。

何度かチェイスがあるが乗らない。
サイズは小さそうだ。

その後、さっきのルアーマンと黙々とキープキャスト。

するとついにオイヤンが教えてくれた場所でゴボッ!!!っとボイルが出た!

来たか…!?

しかし、手を変え品を変え責めていくが無反応…

何投しただろうか。
それは突然だった…

サーフェスウィング95Fを流れに乗せドリフトさせたのち回収しようとしていると手前5mくらいでゴボッ!!!っと出た!

が…ルアーが弾き飛ばされた!

もう興奮マックス!

今夜何か起こるかも!?

答えはすぐに出た。

数投後、突如雷鳴とともにバケツをひっくり返したような豪雨…

強制終了…

どんだけ天気に見放されとるんや…

ってことでボーズだったため前回ブログには書きませんでした…(^_^;)

次こそ釣ってやる!




この記事のコメントを読む(0件)

根掛かりマナTさんの他の日記を読む



まだ、この記事にはコメントがありません。
最初のコメントを書いてみませんか♪
----こちらの記事もどうぞ!----
トップに戻る
つりしろをもっと見る
釣行記
インプレッション
釣りコラム

チャート

よくあるお問い合わせ(FAQ) お問い合わせ(スマホ用)
「フィッシングラボ」はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
掲載の釣り情報・掲載記事・写真など、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
Powered by 即戦力釣り情報Fishing-Labo