【お勧めの一冊】
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投稿日付:14/07/03 19:56

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実は昨日お休みをいただいていたため、趣味のひとつである読書に興じておりました♪
そのうちの一冊をご紹介。
藤井克彦著「江戸前の素顔 遊んだ?食べた?釣りをした」(文藝春秋刊)
著者は雑誌「つり情報」「磯?投げ情報」などの元編集長で、江戸前の漁業?食文化史研究家。
その豊富な人脈や大量の史料などを元に、「知っているようで知らなかった江戸前」の素顔を描き出します。
当然全部は紹介しきれないので、目次だけ。
第1章「食通も知らない本当の江戸前の味」
第2章「ウナギ(鰻)と江戸前」
第3章「天ぷらと江戸前」
第4章「鮨と江戸前」
第5章「江戸前が育んだ魚食文化」
第6章「豊饒の漁場?江戸前」
第7章「江戸前の釣り」
第8章「『江戸前』の定義と復活の息吹」
目次を読んだだけでハゼ釣り好きな人なら興味出たんじゃないですか?(笑)
ではもっと興味が出てくるだろう、次の一節を♪
「ハゼは刺身にもなるが、江戸前船頭から習った最も美味い食べ方はヅケ(漬け)である。三枚に下ろし皮を引いたハゼをニンニクをすりおろした醤油に15分ほど漬けてから飯にのせる。そのまま食べてもいいが、茶漬けにするとさらに絶品。このヅケを一晩置くと、ハゼの身がこげ茶色になり表面にヌルが出る。これを熱々のご飯にのせると、思わずうなってしまうほどうまい」(149項)
また、昨年湾奥にサワラが回遊し度肝を抜かれたのですが、明治30年代の内湾漁場図によると、まさに昨年サワラが回遊してきたあたりから沖にかけてはサワラやダツの流網漁場だったとのことで、昔はそれなりにサワラなども回遊してきていたことが知れます(169項)
ちなみに東京湾は、牡蠣の生産高が広島を抜いて日本一だったことが4度もあったそうです。
このように、知っているようで知らない東京湾の秘密が盛りだくさんの本書。
文章も読みやすく、値段も手頃(530円+税)な文庫本なので、東京湾の今昔に、あるいはハゼやシロギス、カレイ釣りが好きな方、ご興味ある方にはぜひご一読をお勧めいたしまする♪
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