留萌西防波堤　2014　報告釣り日記

留萌西防波堤　2014　報告釣り日記

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そのパパ

:中堅アングラー

投稿:22回

2013/03/18

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投稿日付:14/05/21 21:38

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てなわけで、そのパパはGW休み取らなかったので、有給消化して遅めのGWです。で、丁度三重から帰省中のM氏と「留萌行くべか！！」ってノリで留萌西防に乗ってきたので報告致します。

渡船はいつもお世話になっている正宝丸さんです

（斉藤船長：090-8633-8910）。

斉藤船長はとても気さくで人間味があって優しくて、それでいて乗員の安全性を最優先に考えてくれる素敵な船長さんです。分からないことがあったら詳しく教えてくれるベテランの船長さんなのでそのパパもいつも安心して斉藤船長にすべてお任せです。今日のポイントも斉藤船長が教えてくれました。

昼の12時出港でしたが、丁度入れ違いで戻ってきたお客さんが「今ラッシュの時だよ！」と教えてくれたので、期待に胸ふくらませて乗船！

で、防波堤に乗ってリグ作ってさっそくキャストすると、さっきのお客さんが言っていた通り1投目ですでにバイト、2投目でキャッチ出来ました。

51cm。今年のアベレージは周りを見渡しても例年よりもデカいです。例年だとアベレージはヨンゴークラスだけど今年はゴーマルいってます。大物のキャッチ期待大です。横に入っていたM氏は弩級のバイトを2回ラインブレイクでロストしてましたし、後ろを62cmキャッチしたおじさんが重そうにぶら下げて歩いていました。

ま、元々ここって朝も昼も夜も、大潮も小潮も関係なくプレスポーニングのソイが釣れる所だから余り驚きはしないけど、そのパパ得意のナイトゲームが楽しみです。

けど一点気になったのが、クロソイをボトムから抜いている最中海の底から小魚（カタクチ？）が湧き出るように浮いてきたのには、今年は何か違うなと感じました。それはやはり釣果に直接影響してるようで、それはあとで記述します。

だけど、写真を見てもらえたらわかるとおりにお腹がまだ十分に膨らんでいませんね。斉藤船長も言ってましたが今年は水温が低くてスポーニングも遅れるのではないかと・・・。そんな予感がします。

で、ラッシュは14：00位に終わりその後アザラシが防波堤の周りをウロウロし出したのでバイトは急に無くなりましたが、灯台の近くの一角だけはコンスタントにクロソイが上がってました。上手くアザラシの入らない場所なんですかね？

で、日も暮れてナイトゲームに突入です。浮き釣りの人方はあまり大きなソイを揚げていない模様でした。大型ソイが浮いて来ない？ちょっと不安がよぎりましたが、そこらへんでM氏がやってきてキャッチしたクロソイ計ってみると、

ちょっと足らない49cm。

笑顔も無く、何か不満そうなM氏。49cmだったらほかの釣り場では超大物なんだからもっと喜べばいのに。もっとデカイの狙っているオーラが全身からフツフツと。

で、その頃そのパパは何をやっていたかというと、灯台の隅っこで見つけたバイトをネチってました。初めはバクラストン5”チャートシャッドで2回目からはジャバロン160チャートシャッド。で、5回目のバイトでようやく仕留めました、

58cm、なかなかナイスサイズ。

でもビックベイトを5回通してやっとヒットはちとおかしい。

とか言っている間に、M氏が良型ゲット。

５５くらいか、M氏も満足。

M氏はその後もコンスタントにキャッチを続けているようだがそのパパは苦戦。

なぜ苦戦かというと、浮き釣り師の方々もそうでしたが、デカソイが浮いて来ない！こちらはプロップジグ、マグドラフト、ビビッドクルーズ、ましてやジョインテッドクローマグナムまで用意し、浮いて来るソイを待っているのに全然浮いて来ない。表層、中層、ボトムと攻めるもバイトがあるのはナイトゲームでもボトムだけ。どんどんスタックでロストするリグ達（ディープテキサス6set、プロップジグ1set)

で、夜明けとともに、

マズメはやはり釣れるね。

で、美しい夜明け。

疲れた後にこの日差しは優しいね～！

でもまだM氏はHitを続けます。

で疲れもピークに達したのでその後沖上り迄は反省会。

今日の釣果はそのパパ4本に対しM氏は14本。そのパパは留萌西防波堤の必勝パターンは1ozクラスのシンカーに6”クラスのワーム、

典型的にはジャバロン160の1ozテキサススイミングだと信じていたのが、今年は違ったみたい。

M氏は1/2oz～重くても3/4ozのJH使って4”のワーム使ってたみたい。銘柄聞いてみたら「ヴァガボンドキメラシャッド　4”」http://www.lure-fly.com/vagabond/release/2012/2012kimerashad4/2012kimerashad4.html だそうです。

昼、ナイトはブルーギル、朝はスカッパノンが良かったそうです。

で、斉藤さんに迎えに来てもらっていろいろ話をしたら、沖にオキアミがすんごく群れて鳥山が立っているそうです。今年は水温が低い方ホッケやフクラギは集まらないで小魚が集まっていると。西防波堤に集まるクロソイも大型のベイトを狙わないで小型のベイトに視線が行っちゃって、結果としてビッグベイトよりも4”クラスのベイトに反応してしまう。今年の留萌西防波堤は1/2クラスのJH、4”位のワームが釣果を上げるキーワードじゃないかな。

今年の留萌西防波堤は6月中旬までクロソイ狙えるような気がします。自分の経験が皆さんの参考になれば幸いです。

【本日の総括】

・釣り場はいつも同じタックル同じリグで釣れるとは思うなかれ。と、M氏に教わりました。さすが本州名釣り場三重のアングラーです。

・放卵クロソイを持ち帰る人、特に餌釣りの人がとても多いけどやめてほしい。ロックフィッシャーの理屈かも知れないけど、この調子で釣り帰ると将来ここにクロソイはいなくなっちゃうよ。「あぁ昔は良く釣れたよな」ってベテランの人たちの自慢話、昔話をよく聞くけど釣れなくなったのは将来の事考える知能の乏しい貴方達の責任ですよ。特に放卵ソイなんかは卵に栄養とられて身は美味しくないんだから持って帰るのはやめて欲しい。ロックフィッシャーは資源保護のためにキャッチ＆リリースを心がけています。餌釣りの方もせめて持ち帰るのは1匹に留めて下さい。私たちロックフィッシャーは1本も持ち帰りません。それは将来の資源保護を考えているからです。今の自分の満足よりも将来のいろんな人の十足を考えてください。

・相変わらずゴミが多い。ゴミを持ち帰るのにどれだけ手間がかかるのか？ペットボトル、餌が入っていた容器、バックラッシュしたライン・・・せめてご自分のご自宅で処分してください。

【本日の主なロスト】

・レイン　タングステンシンカー1oz　7個

・オーナー針　デカッパリフク#4/0　7本

・イマカツ　バクラトスイマー専用ジグヘッド　2個

・イマカツ　バクラストン専用ジグヘッド　1個

・ストラッグルアーツ　サムライニンジャハラキリフジヤマ　2番ガイド（痛い！！）

てなわけで、今年も短い留萌西防波堤のロックを楽しみましょう！