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長文日記 第二話釣り日記
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長文日記 第二話


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投稿日付:11/04/17 11:31
キクちゃんの言ってたポイントには既に先行者が二名とても四人で釣りができるような場所ではないので次のポイントを検討する。
いつも灯りがないために避けてた堤防が妙に気になっていってみることに。
そこはキクちゃんが言ってたポイントの南側の突堤。
潮は上げ6分。

足元からチェックしようと上げの潮が当たってる側の側面に一投。反応なし。
次に反対側をチェックした2投目。
バイブレーションを岸際に投げて巻き始めてすぐのことだった。


ガンッ


長年やってたバス釣りのオフシーズンにできそうだとバスタックルで始めたシーバスフィッシング。今やあんなにあったバスタックルはシーバスタックルに変わった。
この一年半には、いやガキの頃に親父に教わりながら釣りを始めてかれこれ30余年の間でも初めてと言えるくらい強烈なアタリ。

すかさずあわせる!

乗った!

一瞬根掛かりかと思うくらい重い。

強烈な引き。

なんと表現したら良いか、「強い」というよりも「太い」と表現した方が適切か。

物凄い引きにドラグが鳴る。

9ftの竿がバットから曲がっている。

片手でやり取りをしていたが、竿を持っていかれそうになり両手で支える。

足元まで寄せたところでエラ洗い。

よし!スズキだ。しかもガッツリ掛かってる。

月明かりに照らされ一瞬だけ見せたその魚体。

デカい

そう確信した次の瞬間、下に突っ込む。


ヤバい竿を持ってかれる




すると

プッ…





一瞬何が起こったかわからない。


今の今までこの手に伝わってたあの強烈な引きはもうない。



キレタ…



この現実を受け入れられず、脳の言語中枢から出てくる言葉は

「マジかよ」のみ

デガワ○ツ○ウか。


恐らく最後の突っ込みで堤防の下に潜られて、擦れて切れたんだろう。

なんとも言えない空気がその場を流れる。


デカかった。間違いなく自己新だ。

70…80…

わからない…

あ。魚の口にルアーが…

魚にも申し訳ない。


悔しさと申し訳なさと悲しさが一気に押し寄せる。

キクちゃんが後で言ってくれた「次に繋がる釣行だったね」が救いだった。

こんなことまたあるんだろうか。あんなにデカいスズキが俺のルアーを食ってくれることなんか、もうないんじゃないか。



いや。

いつか必ず釣ってやる



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