荒川・隅田川上流河川シーバス攻略。狙いは、水温変化による回遊把握。

3月下旬から、河口より30km付近の河川を調査しています。
今、4月の上旬となりましたが結果としてかなりの数のシーバスが釣れました。
驚くべきことに、狙っていったときには「ボウズなし」という好釣果。
大体、「2~3時間の釣行」で「4~6本の平均ゲット数」。ヒット数も含めれば、8ぐらいは行っているかもしれない。

2018年3月26日~2018年4月12日の釣行記録

釣行日:2018年3月26日~2018年4月12日
場所(ポイント):荒川・隅田川上流(河口より30km付近)
釣果数:シーバス(70cm~20cm)50本以上。ボーズなし。
水温:表層「9.5℃~17.3℃」

新たな水温チェックツールを見つけた(2020/03/17)

ポイントの状況

3月下旬から水温の上昇がみられ1週間で、「8℃」ぐらい上昇。
一時的に水温が上がりすぎの傾向もみられ、マズメにしか回遊しない日もあったが現在は、「13℃~15℃」と安定している。
ベストな水温になったこともあり、シーバスの活性が高く広範囲で回遊していると思われる状況。
このシーズンにしては、安定しており今後がさらに期待できると思われる。
一つ懸念点といえば、水質が悪化ぎみ。ルアーを流した後の泡が消えない状況もあるので、この進行具合は要チェック。

捕食しているベイト

ハクがメインだが、ハクといっても比較的成長したベイトを捕食しているようだ。
吐き出したベイトを観察すると、5センチ~10センチ程度の稚鮎を捕食している模様。
稚鮎が付きやすい流れを中心にシーバスも合わせて回遊しているようだ。
ダツも泳いでいることを目視で確認済み。意外とサイズは大きかった。
居つきのシーバスも居るとは思われるが、ターゲットとしてはコスパが悪い。
やはりこのシーズンは、回遊しているシーバスを効率よく狙うのが吉。

釣れそうなルアー

5センチ~10センチ程度のルアーなら、基本的には釣れるだろう。

後は、回遊狙いなのでサーフェースを基本とし狙う。
流れの変化でシーバスは、待ち構えているのでその変化まで届くルアーが好ましい。
私の場合は、ルアーを「マニック99」・「マニック95」・「スーサン 75」・「ガルバ73」。
どちらも、飛距離と水面直下ということでセレクト。
近距離戦では「エリア10」。
ベイトとのサイズもマッチしている。マッチザベイトが必ずではないが、セオリーではある。

シーバス釣果

釣れたパターンをまとめると、まずは「マズメ」に行くことをお勧めする。
今の時期だと、18:30~19:30までが夕マズメと考えていいだろう。
この時間帯に一旦ベイトが光などに集まる。そして、ベイトが移動。
稚魚の時は、昼と夜の特性がはっきりしている種類も多い。
特に夜は、移動に割り当てるベイトも多数。
その時間帯に狙うのが一番効率がよい。
とにかく、回遊しているというイメージが大事であり、目視できる情報も多いのが特徴だ。

今回から、前回ご紹介した釣り専用デジタルカメラで撮影しています。

今後の展開予想

今後の水温上昇を考えると、想像しているようには進まないような気がしている。
フレッシュ(酸素がたっぷり含まれる)水が流入している場所や雨の後など、生きている水がポイントになってきそう。
ただ、この辺りは予測していくよりも、フィールドチェックでわかることなのでそこを踏まえて行動していくことが大事でしょうね。
まだまだ、調査進めます。

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